どうやって雪の中で食料を確保しているのだろう、ウサギをとったくらいではとても足りないぞ、とか、もともとなんで姿を隠しているのかわからない、さっさと村を襲って食料を奪えばいいのではないか、とか前半突っ込みながら見ていたが、それどころではなくなってしまった。
今村版「楢山節考」が同じ深沢七郎の「東北の神武たち」と混ぜているから、同じ原作者の別の作品と混ぜたのかと思ったらそういうわけでもないらしい。
熊が何かの神話的象徴のように描ければいいのだけれど、それにしても特に「ライフ・オブ・パイ」のトラを見たあとだとリアリティが今ひとつ。クイックカットでショッキングな効果を強調しているせいもあるだろうが。
婆さまたちはみんな元気。爺さまはまるで出てこない。若い男をさらってきて性奴隷にする話にでもしたらどうかと勝手に思った。性的な側面がまるで出てこないもので。
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