しかも、よく知っている歌が出てくると有利だなと思う。ドラマの中で聴くのは初めてでもすぐ溶け込める。
「グレン・ミラー物語」式に楽曲の出自をドラマに織り込んだテイストが大事で、実話がどうというのは離れた感じ。
登場人物がカメラに向かって語りかけたり、省略法をいかにも使っていますよという感じにしないで随所で織り込んだり、技巧を技巧と感じさせないすらすらした文体で描かれている。
クリストファー・ウォーケンのギャングがいかにも昔風の顔役という感じを出している。「ぺニーズ・フロム・ヘブン」ではすごいタップダンスを見せていたが、さすがに寄る年波でか分量はちょっと。
(☆☆☆★★★)
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映画『ジャージー・ボーイズ』 - シネマトゥデイ