コスナーの悪役というのは案外と似合っている。
ウィリアム・ハートがコスナーのアルター・エゴというか裏返しの良心の具現化のようなキャラクターとして幻覚の中で現れて、さまざまにコスナーを揶揄する技法はおもしろい。
ただ幻覚は幻覚で、勝手に動き出したらホラーになってジャンルが変わってしまうので、ストーリーを動かすには足りない。
現実にコスナーをゆすろうとする小悪党も現れるのだが、いかんせん頭が悪すぎて相手にならないので、ストーリー的には後半発展させようがなくなってもたれる。
ちょっと残念。
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Mr.ブルックス~完璧なる殺人鬼~@ぴあ映画生活
映画『Mr.ブルックス~完璧なる殺人鬼~』 - シネマトゥデイ