アクション・シーンは役者の訓練、カメラワーク、編集と世界的なレベルに追いついた、と言っていい。ただ、これが日本独自の時代劇の立ち回りとしてオリジナリティを持てるか、という贅沢な疑問も一方でちょっと覚えた。キャラクター表現に関しては、造形デザイン(服装やタバコの吸い方など)に頼っていて、あまり厚みはないのも同様、達成感がある分、欲を言いたくなる。
福山雅治がヨーダみたいな役で登場。
志々雄が「ゴジラvsデストロイヤ」のメルトダウンを起こしたゴジラみたいに全身のあちこちから火を噴きながら闘うというのは、ほとんどアニメの発想。血しぶきをあげない、という決まりをつけたので、その代わりということだろう。
「京都大火編」では戦う理由がややとってつけたようだったのだが、あそこでいったん負けてリベンジという動機がついた分、自然に戦いになだれ込めた。
しかしクライマックスで、敵役の志々雄ひとりを四人がかりで闘う、というのはあまり格好よくないな。
戦いの場面が長い分、エピローグがとってつけたみたい。カットした方が余韻が出たと思うのだが。
(☆☆☆★★)
本ホームページ
るろうに剣心 伝説の最期編@ぴあ映画生活
公式ホームページ
映画『るろうに剣心 伝説の最期編』 - シネマトゥデイ
福山雅治がヨーダみたいな役で登場。
志々雄が「ゴジラvsデストロイヤ」のメルトダウンを起こしたゴジラみたいに全身のあちこちから火を噴きながら闘うというのは、ほとんどアニメの発想。血しぶきをあげない、という決まりをつけたので、その代わりということだろう。
「京都大火編」では戦う理由がややとってつけたようだったのだが、あそこでいったん負けてリベンジという動機がついた分、自然に戦いになだれ込めた。
しかしクライマックスで、敵役の志々雄ひとりを四人がかりで闘う、というのはあまり格好よくないな。
戦いの場面が長い分、エピローグがとってつけたみたい。カットした方が余韻が出たと思うのだが。
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