ハニートラップの訓練や拷問の手口などロシアならではの残酷さと陰惨さはちょっと息がつまるくらい。
英語でやっているのだが、美術や照明のロシアっぽさは本物のロシア映画より濃厚なくらい。
訓練教官役がシャーロット・ランプリングというのはもちろん「愛の嵐」をだぶらせるためだろう。
短い時間であれよあれよと二転三転する展開が至るところにあるのだが、ときどき早すぎて振り落とされそうになる。
叔父役のマティアス・スーナールツがまるっきりプーチンみたいな容貌なのは笑いそうで笑えない。
それにしてもジェニファー・ローレンスの肉体的な存在感のボリュームは凄い。
(☆☆☆★★)
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