prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「リメンバー・ミー」

2018年04月26日 | 映画
この世とあの世が橋でつながっていて一日だけ行き来できる、というメキシコの死者の日がまるっきり日本のお盆と同じ感覚なの驚く。
ご先祖様が生きている者と一緒にいる感覚というのはむしろ自然なものに思えるし、アメリカでそういう世界観のアニメが作られて大ヒットしているというのは興味深い。

色彩が薬理作用のあるサボテンかキノコを食べたみたいな幻覚的な派手派手しさ。

顔の部分を破かれた写真、なとど小道具の使い方が素晴らしく上手い。人物の扱いのひねり方といい、音楽の使い方といい定石といえばいえるのだが、こうみっちり緻密にやられると定石以上の圧倒感が出る。

併映のアナとエルザのクリスマスはちょっといくらなんでも長すぎ。極端な話元のキャラクターを全然知らなかったら何の話かもわからないかも。
オルフが日本以外の国では宣伝でメインになっていたことが多かったというのに何か納得。
(☆☆☆★★★)

リメンバー・ミー 公式ホームページ

リメンバー・ミー - 映画.com

本ホームページ

4月25日(水)のつぶやき

2018年04月26日 | Weblog