現金を使うのは、ほとんど100円ショップくらい。
電子マネーを買い物に使う時にポイントがたまって、チャージする時にまたたまるという寸法。塵も積もれば何とやらで、けっこうバカにならない。
決済の速さも魅力。ただ、これに慣れてしまうとレジで待たされていて前の客がもたもた小銭を数えているのを見ていると正直イラッとする。
もっともこう何種類もあるとどこでどれを使うのが一番有利かというのを頭に置いておくのは相当めんどくさい。
EdyはスーパーマーケットでTカードと併用(さらにTポイントもたまる)、Nanacoはセブンイレブン、Suicaはその他と交通機関用といった使い分けで、どれもおサイフケータイ機能のあるスマホに収めています。
中国はアリ・ペイひとつで済んでしまうらしいけれど、QRコードを使った決済はスマホを開くまでもなく(電源が落ちていてもいい)レジにかざせば決済できてしまう日本式電子マネーより便利とは思えない。
試しにバーコード決済のLine Payを使ってみたこともあるけれど、これはもういちいち六桁の暗証番号を入れねばならず、めんどくさくっていけない。
ただ便利ではあってもこう何種類も乱立して統一もされなければ互換性もないというのが、いかにも毎度おなじみ日本的ガラパゴス。
ビッグデータが欲しいのだったらまとめた方がいいと思うのだけれど、いろいろ面倒でしょうね。便利な代わりに個人情報を渡していいのかという抵抗感がないわけではないし。