「ポーラーエクスプレス」でおなじみのスター(トム・ハンクス)をCGで変にリアルになぞったコピーキャラクターを使って、もろに「不気味の谷」に落ち込んで興業的に大失敗したのだが、再び人間そっくりのCGキャラクターを駆使しながらその不気味さを主人公のトラウマに結び付けかつ主人公の知人たちそっくりの人形として駆使してワンクッションおいたドラマとして構成したのが成功。
人間かと思うとよく見ると人形の質感であることをわからせる冒頭から、ワンカットの中で等身大と人形のサイズの違いをやすやすと飛び越えて違う次元を行き来する騙し絵のような画作りに驚いた。 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のセルフパロディまで出てくる。
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