マッチョハゲの出没率がバカ高いこのシリーズ、主役ふたりともシリーズの途中から参加していて、初め悪役がかっていても今回は完全にヒーローになりきっている。
というか、このシリーズ、何が軸になっているのかよくわからないので、キャラクターもストーリーも、ついにはジャンルさえしれっと変わってしまうのが不思議。
この映画の中でも後半いきなりとってつけたようにポリネシアの戦士たちを称揚する話になってしまうのだが、あまり気にならない。
完全に役の軽重を等分にしているのは冒頭など完全にギャグにしている。
えんえんとWWE出身のレスラーの"ロック様"らしい軽口まじりの会話が続くのだが、これがどうも演出が無神経でダレる。(飛行機の中で他の乗客をまるっきり無視している不自然さ)
バネッサ・カービィが「ミッションインポッシブル フォールアウト」同様男たちに挟まれてタフなとこを見せます。
悪役がまったく姿を見せずに声だけで指令を出すあたり、ほとんど総裁Xみたい。