1990年公開。
監督は2008年の「ハート・ロッカー」で女性初のアカデミー賞監督賞を受賞したキャサリン・ビグロー。
脚本は「ヒッチャー」のエリック・レッド。あれと同様にストーカー的な殺人鬼が目をつけた相手にナルシズムを投影するようにつきまとうパターン。
人間が場立ちして取引していたニューヨーク株式市場の様子が見られる。
製作にオリバー·ストーンが名を連ねている。ストーンの父親が株式仲買人だったのを取り入れたか。
ジェイミー・リー・カーティスは今に至るもホラークイーンとしてのアイコンになっているわけだけれど、被害者性と加害者性が混ざっていて狙われると同時に反撃もするというキャラクターということだろう。
親が株式仲買人だったのも取り入れたかと思う。
もう一人は「ウォール街」でストーンと組んだエドワード·プレスマン。
撮影はイラン出身のアミール·モクリ。「パシフィック·ハイツ」などにも共通するブルーの光が窓から射す画面作りが印象的。