イマジナリーって、「シャイニング」みたいに子供が空想上の友だちを持つことなのだけれど、本体が意識を失って空想のはずのイマジナリーが独自に生きて活動するとなると、あれ?と思う。
忘れられると消えてしまうという枷はあるにせよ、どこまで行けば消えるのかよくわからない。
最高度のアニメーション技術を生かしたイメージの奔流は魅力的だけれども、制限がないというのも逆にタガがはめられたみたいで自由さが逆に足を引っ張ってしまう。
「はてしない物語」を映画化した「ネバーエンディングストーリー」みたいに、空想の大切さを説く映画化で空想を具体的なイメージにする段階でどこかに齟齬が出てしまうと思わざるを得ない。
イギリスを舞台にしているらしいのだが、あちこちに出てくる書き文字が日本語というのはディズニーアニメなどでわざわざ英語を日本語にしているみたいで違和感がある。
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