マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

共喰い

2013年09月21日 | 映画
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今日のフォト。
この映画、地元でやってなくて、大阪ステーションシティで観た。
芥川賞受賞作品、「共喰い」(R15指定)









                 









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「芥川賞をもらっといてやるよ」と言い放った、田中慎弥の受賞作の映画化。
衝動的な男と、したたかな女たちの血縁と性の物語を描く。









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舞台は、昭和最後の夏(昭和63年)の山口県下関市。 原作者の故郷。
高校生の篠垣遠馬(菅田将暉)は、父・円(光石研)と、その愛人・琴子と暮らしていた。









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父はセックスする時、相手の女性を殴る。
そのため母・仁子(田中裕子)は、父と別れて、川を隔てて魚屋を営んでいる。









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父の性癖を嫌悪する遠馬だが、幼なじみの千種(木下美咲)と暴力的なセックスをしてしまい
自分にも父と同じ血が流れていることに、気づき愕然とする。









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千種とはそのことが原因で、関係が悪化してしまう。









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台風が近づいてきて、町中が水浸しになる中
円の愛人・琴子は、身重の身でありながら家出する。









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逆上しながら、父・円が琴子を探していると、遠馬と仲直りしようと
神社で待ちわびる千種を見つける。 そして父は・・・。









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父と母と息子。 夫と別れた妻と息子。 哀しい人間関係。
結末は、やるせない。 正に、共喰い。(笑)












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