この度、一般計量士試験に合格したので、合格体験記をまとめてみよう。ただ、計量士試験だからといってそれほど変わったものではなく、他の試験を受ける人でも参考になると思う。
まず、受けた動機だが、昨年環境計量士試験(騒音・振動)に合格していたので、科目免除があり、2科目受験でよいことがあげられる。このように、科目免除がある試験は、お互いに関連が深いので、自分の知識の裾野を、それほど無理なく広げていけるのである。
更に、書店で過去問を覗いてみると、自分の今もっている知識で、それほど苦労せずに合格できそうだったということもある。色々資格試験を受けていると、知らず知らずの間に、色々な知識が貯まっていく。新しい試験を受けるときでも、覚えなければいけない部分はそれほど多くはない。その増分を中心に勉強するので、勉強時間は、思ったほどかからないのである。
使った参考書は、「一般計量士 国家試験問題 解答と解説 1.一基・計質(計量に関する基礎知識/計量器概論及び質量の計量)」の1冊だけである。3年分の過去問とその解説が記載されている薄い問題集だ。私が持っているものは、「平成12年~14年」版であった。受験直前に、「平成15年~17年」版が出ているのが分かったが、取り寄せる時間がなかったので、古い版をそのまま利用した。
実際に受験してみると、「計量に関する基礎知識」の方は、基礎的な数学や理科の問題だったので、特段問題はなかったが、「計量器概論及び質量の計量」の方は、知らない用語なども多く出ており、苦戦した。新しい版を買っていたら、もっと楽だったかどうかは分からないが、技術は、年々急速に進歩するので、新しいもので勉強するに越したことはないだろう。
(記事内容が役に立ったら Clickしてね。) ⇒ 人気blogランキングへ
風と雲の郷 本館(楽天ブログ)はこちら
