これは、大学生になる弟の彩人が、兄である主人公と暮らし始めた時の話だ。主人公はほぼ実家とは絶縁状態。別に何かあったわけではないようだ。弟とも7年ぶりに会うというわけである。主人公の記憶の中の弟は、腕白な中学生。いったいどう成長したかと思いきや、やってきたのは、美少女にも見える少年。いや、今は18歳成人になったので少年というより成年というべきか。まったく主人公が想像していたのとは違う。いくら何でも変わりすぎや。
そんな弟に兄は、ドキドキ。何を男で弟にドキドキしているんだよ。弟の方も、なんだか兄の気を引きたいみたいな節がある。
ちょっと気になるのが、寝る時の弟のセリフ
「兄貴 僕はもう・・・ 「弟」でいるつもりはないんだよ」
「弟」でなければなんだっちゅうのやねん。切るのか?(←何を) 妹になるのか。それとも、ブラコンBLものの展開をしてしまうのか。残念ながらまだこの巻しか出ていないので、その後どうなっていくのかは不明だが、怖い物見たさで続きが気になってしまう。
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