主人公の美空月見ちゃんはピチピチの19歳。どうもミスキャンバスだったらしい(現在も女子大生かどうかは不明。ただ友人がたまにはゼミに顔を出せと言っている場面はある。)。幼な妻とタイトルにあるが、それだけ幼いわけではない。今年から18歳が成人になったので、今の基準なら立派に成人済だ。
一方最愛の太陽旦那は39歳とその差20歳。どうしてそんな二人が夫婦になったのかは謎だ。月見ちゃんはチョメチョメいっぱいの夫婦生活を期待しているのに、旦那は刑事でいつも殺人事件の捜査に追われており、二人はすれ違い。月見ちゃんの期待していたような夫婦生活は遅れていない。
そこで、月見ちゃんが考えたのが、事件を推理して解決に導き、二人のチョメチョメ時間を確保するということ。なにしろ月見ちゃんの父親が探偵なのだ。この試みはうまくいき、事件は早期解決。そして、二人は遊人さんの作品らしく、チョメチョメを満喫。でもそのために、旦那のパスワードを利用して、警視庁の捜査資料にアクセス。おい、そんなセキュリティでいいのかと小一時間説教をしたくなるのはご愛敬。
ところで、タイトルのマープルというのは、アガサ・クリスティの作品に出てくる名探偵から来ているという。でもこんなに可愛い嫁さんがいたら、仕事なんかほっぽらかして、相手をすると思うな。
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