文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学(学習センター)の学位授与式に出席

2019-03-31 17:39:25 | 放送大学関係

 今日は広島学習センターで、放送大学の「学位授与式」が行われたので出席してきた。

 今回卒業したのは「心理と教育」コースでもう5回目の卒業となる。別に卒業を目指している訳ではないが、長年在籍していると単位が溜まってしまう。明日から「情報」コースの学生だ。学位記は以下の通り。私は学位を資格にカウントしているので、96個目の資格となる。

 そして、これが今日の昼食ツナ玉子サンドとラップSTローストチキンだ。これに生茶をつけた。

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書評:おつかれさまスープ

2019-03-31 09:30:00 | 書評:その他

 

 

・おつかれさまスープ
・有賀薫
・学研プラス

 本書の内容を一言で表せば、スープのレシピ集である。中は3つのパートに分かれており、「カンタン夜スープ」、「ヘルシー朝スープ」、「リラックス昼スープ」と3食に対応しているので、その気があれば食事ごとにスープを用意することができるだろう。各レシピには料理に要する時間も書かれているので、時間の余裕を見ながら準備することも可能だ。

 「カンタン夜スープ」だが、これは、レンジが活用できるということで「カンタン」という形容詞がついている。しかし、カンタンだからといってバカにしてはいけない。例えば、「ベリーとミントのスープ」(pp34-35)では、スィーツかと思うようなものだし、「牛トマトうどん」(pp48-49)は主食にしてもいいと思う。「追い野菜カップスープ」(pp64-65)では、市販のインスタントカップスープでも、ちょっと工夫をすればより美味しくそして栄養価も高く食べることができることを教えてくれる。

 「ヘルシー朝スープ」、「リラックス昼スープ」は、火を使うことが前提であるが、それほど難しいものはないだろう。どのレシピも、右側に出来上がりの写真があり、左側に作り方が書いてある。ページをめくる度にお腹が鳴ってよだれが垂れてきそうである。中には作るのに時間がかかるものもあるが、「カンタン夜スープ」、「ヘルシー朝スープ」はそれほど時間がかからないものが多いので、食べたいと思ったものを作ってみるといいだろう。

☆☆☆☆

 

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書評:部下に9割任せる!

2019-03-29 20:02:44 | 書評:ビジネス
 
 本書の主張を簡単に纏めると、リーダーになったら、なんでもかんでも自分で抱え込まないで、部下に任せた方が、部下の成長にもつながるし、組織としてのパフォーマンスも上がるというものだ。


 それでは本書で言うリーダーとはどのあたりの職位を想定しているのだろう。もちろん会社では社長以下すべてリーダーであり、それらの職位に当てはまることも多いのだが、私が一読した限りは主に係長(会社によっては職位の体系が違うので同等の職位)クラスだろうと思う。なぜなら、本書にはナンバー2の部下をつくれと書かれている。つまり部下がいる職位ということだ(p185にも「管理職なのですから」という表現がある。)。そして課長は複数の係長を見ていることが多い(部長だと課長:以下同様)ので、特定の係長を恣意的にナンバー2にしてしまってはちょっとまずいんじゃないかな。(もちろん、係長より下の部下をナンバー2として扱うともっとまずい。) 係長だと特定の部下と相談などをよくやっても(程度問題だが)それほど問題にはならないだろう。またリーダーの発言として次のようなものがある。


「最終的に部長に承認をもらいに行くのは私がやるよ」(p173)


 本来は、部長に承認をもらいにいくのは課長の役目なのだが、別に係長が行ってもそう変ではない。現に私は係長相当職(係長とは呼ばれてなかったが)の時によく部長の承認をもらいに行った。


  そして部下のことをよく見られるのは、係長である。本書に、「リーダーが一人で管理できる部下の人数は、せいぜい7人くらいまで」(p087)とあるが賛成である。私も係長相当職の時はよく部下のことを見ることができたが、課長になると、人数の関係で細かいところまでは見ることができなくなった。


 また自分がよく知っていることならいいのだが、職位が上がるにつれて、自分の知らないところまで管理スパンに含まれてくる。だから人にまかせるということも重要になってくる。だから、係長くらいから人に仕事を任せるということを覚えないといけないと思う。もっとも上司としての責任をとることは当然ではあるが。


 「リーダーは夜遅くまで残業をしてはいけないのです。」(p069)とあるが、これには諸手を上げて賛成したい。日本でサービス残業が多いと言われる理由は、実はこれではないかと思う。上司が残っているから帰りにくいとか先輩がまだ仕事をしているから帰れないからとかいうのがあるのではないのか。私は時間が来たらなるべくさっさと帰るようにしていた。毎日遅くまで残って仕事をしているのは、はた迷惑なだけ。私はそういう人間は能力がないんだと評価していた(もちろん与える仕事量を考慮しないといけないが)。


 人に任せることには勇気がいる。自分でやった方が早いと思うこともあるだろう。しかし、部下の成長や組織としてのパフォーマンスを上げようと思ったら、部下に任せるということも必要なのだ。そして自分も楽になる。人間である以上何でもかんでも自分でできる訳がないのだ。あなたもリーダーになったら心構えを持つために読んでおくといいと思う。
☆☆☆☆
 
※初出は、「風竜胆の書評」です。
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書評:KGBスパイ式記憶術

2019-03-27 16:51:20 | 書評:ビジネス

 本書は、スパイに必要な記憶をどのように強化すればいいのかを記したものだ。モスクワ大学の哲学部長秘書のアンドレイ・ニコラエビッチ・シモノフは、旧ソ連の諜報機関KGBにスカウトされる。本書は、このシモノフのスパイとしてのお仕事を、機密文書とシモノフの日記などにより描いたものだ。そして、合間合間にスパイとして必要な記憶力を養うためのトレーニング方法が挿入される。

 本書を読むと、スパイってこんな仕事をしているんだということが分かり、なかなか興味深い。しかし、このストーリーと記憶力トレーニングの関連性はよく分からない。まあ、スパイに記憶力が必要なのは想像できるので、記憶力トレーニングの部分はどこかに纏めても良かったかもしれない。

 ただ、記憶すべきものを場所などと関連付けて覚えるというのは、記憶術の芸を披露するには役立つかもしれないが、普通の人にはどれだけ役立つかとなると疑問だ。短期的なことならともかく、長期的に記憶しそれを役立てようとするのは難しいだろうから。でも、一度見た書類の情報をしばらくの間は、なるべく記憶しておきたい向きには役に立つものと思う。

 ともあれ、それほど難しいトレーニング法はないので、記憶力が減退したことに悩んでいるような人には記憶力回復法としていいだろう。 
 
☆☆☆
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県立広島大学で「情報学で何かできるのか」受講(2日目)

2019-03-27 13:15:39 | セミナー、講演会他
 今日も昨日に引き続き午前中は県立広島大学で「情報学で何ができるのか」を受講してきた。今日のテーマは、「情報学と経営との関わり」、「コンテンツ志向型ネットワーキング」の二つだ。前者は経営には情報が必要であることと県立広島大学の経営情報学部に入ると何か学べるかということ。後者は、通信トラフィックの増大に伴い、これまでのようなホスト指向型では行詰るので、その対策としてコンテンツ指向型ネットワークの紹介といったところか。

 受講者は幅広く、人生の大先輩のような方から、高校生まで。4月から県立広島大に進学するという人もいた。なぜ平日にも関わらず高校生がと一瞬思ったのだが、よく考えれば春休み期間中だ。

 昼食は近くの丼丸(どんまる)という店で、日替わりの海鮮丼を買う。今日はトロサーモンやネギトロなんかの丼のようだ。イクラも入っている。これでワンコイン500円とはなんともリーズナブル。また近くに行ったときには買いたい。
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県立広島大学で「情報学で何ができるのか」受講

2019-03-26 23:15:56 | セミナー、講演会他

 今日は午前中、県立広島大学で「情報学で何ができるのか」という公開講座を受講してきた。明日も引き続きある。

 今日受講したのは、「デジタルものづくり入門」と「音を知る、音を使う」の2つである。前者は、結局プログラムとはどのようなものかということで、後者は音に関する基礎知識のようなものだ。知っていることも多かったが、音は高齢になるほど高い音が聞こえなくなるという。実験があったが、自分の実年齢より耳年齢はかなり若いようなので(これは家に帰ってネットを使い確かめた)ちょっとうれしかった。どうも実年齢より6,7歳は若いようだ。


 昼食は、近くにある「太閤うどん」という店で、「スタミナうどん」を食べた。うどんにとろりとしたあんをかけたもので、なかなかうまい。大体「スタミナ」なんとかという名前が付いているものはにんにくが入っているのだが、もしかすると中に輪切りで入っていたあれかな?それともあんににんにくのエキスが含まれているのだろうか。でもまた食べたくなるような味だ。近くに行ったらまた行ってみたい。

 

 

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Kiss×sis 1~3

2019-03-26 19:03:33 | 書評:その他
 


1~3巻までのレビューになります。

 主人公は、住之江圭太という少年。この3巻までではまだ中3である。一つ上に、血の繋がらないあことりこという双子の可愛らしい姉がいる。この作品は、主人公が姉ちゃんたちといちゃいちゃするラブコメ漫画だ。血が繋がらないというのは、両親が再婚同志だから。自分は父親の、姉ちゃんたちは母親の連れ子で、幼稚園のころから姉弟をしている。

 この手の話にありがちの家族の中での陰湿な関係はまったくなく家族仲はいたって良い。しかし、この両親、圭太と姉ちゃんたちのどちらかとがくっつくのを奨励しているのだ。母親なんかは近所の奥さん連中と姉ちゃんズのどちらとくっつくか賭けをしているらしい(オイ!)。

 血がつながっていないので、近親相関にはならず法的には結婚してもまったく問題はない。母親は自分の実の娘なので世間でよくある嫁姑問題もない。おまけに、圭太は夫の連れ子とはいえ実の子同然なのだ。こんな優良物件はないだろう。そしてそれは父親にも当てはまるのだ。親の態度はある意味当然(笑)。

 しかしこういうことは女の子の方が積極的。デープキスで圭太を起こすなんて日常茶飯事。かなりエロエロ場面もありなかなか過激である。昔のABC分類でいけば、Bまでは当たり前というところか。でもエロさよりは笑える場面が多い気がするのは気のせいか。さてさて結局どう落ち着くのかな。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

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書評:本の未来を探す旅 台北

2019-03-23 09:22:30 | 書評:ビジネス
本の未来を探す旅 台北
クリエーター情報なし
朝日出版社

・内沼晋太郎、綾女欣伸、(写真)山本佳代子


 本書は、「本の未来を探す旅 ソウル」の続編にあたり、台湾(台北)の書店事情を紹介したものである。

 台湾においても、日本と同様、昨今の出版事情は厳しいようだ。そのようななかで、若者たちは、個性的な書店を立ち上げている。本書で紹介されているのは、そんな書店の写真と記事。どれも個性的な店ばかりで近くにあれば足を運びたくなる。

 日本では、近年街から書店が消えている。私の故郷でも、昔あった書店はみな消えてしまっている。今住んでいる場所でも、住み始めていたころにあった書店でなくなってしまったものも多い。この一つの原因に再販制度があったのではないだろうか。日本の書店は再販制度により本の売値が決まっている。どこで買っても本の値段はいっしょなのだ。それが、書店の工夫を奪ってしまったのではないだろうか。

 一方台湾には再販制度はないようだ。だから値引きによる利益減少を回避しようと思えば、それなりに工夫をする必要がある。この本に紹介されている書店は、どれも個性を出すためにいろいろ工夫している。この本を読むと、台湾には元気のある書店が結構あることがよく分かる。

 ただひとつ注文がある。記事の文字が小さいのだ。これは私のようなあまり目の良くない人や高齢の人には辛い。大きな活字にすればページ数が増えてしまうという難点はあるのだが、もう少し記事の部分を絞ってでも、大きな活字を使って欲しいと思う。

☆☆☆☆

 
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書評:虚構推理短編集 岩永琴子の出現

2019-03-21 13:38:07 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ)
クリエーター情報なし
講談社

・城平京

 本書は、私が今嵌っている、片瀬茶柴さんの漫画による「虚構推理の原作小説だ。妖怪たちの知恵の神である岩永琴子とその彼氏の不死身の桜川九郎のコンビが活躍する話だ。収録されているのは次の5編。

1.ヌシの大蛇は聞いていた
2.うなぎ屋の幸運日
3.電撃のピノッキオ、あるいは星に願いを
4.ギロチン三四郎
5.幻の自販機

 このうち、1~4までは片瀬さんのコミカライズ版で既に読んでいる。1,2はコミックス版の7巻に、3は8巻に、そして4は9巻に収録されている。5は、まだコミカライズされていないが、化け狸のやっているうどんの自動販売機の置いてある異界に、殺人を犯した者が迷いこんだため、アリバイがヘンなことになっているという話。

 あらためて小説版を読んで、九郎の琴子に対する扱いのひどさに噴き出す。

 なにしろ、1では大蛇に会いに行くという琴子が、一緒に来てくれと言うと、「今夜はダメだ。昼に作った豚汁をゆっくり食べたいから、ひとりで行ってくれ」(p13)との返事。琴子には、保温性に高い水筒にいれて豚汁を持たせる。主の大蛇からは、「そうして汁物を持ってこられるなら、九郎殿もここにいっしょに来て食べられたのでは?」(p20)と突っ込まれる。

 最後に、明日は日本海側のとある断崖に海坊主に会いに行かないといけないというと九郎は、「わかった。こんどはけんちん汁を持たせてやるから」(p57)とのたまう。琴子は、「なぜ汁物を用意して事足りると思う。一緒に来い」(p57)と怒り狂うのだが、そりゃそうだよね。

 こんなことも言っている。「恋人とは人聞きが悪いな」(3.p150)、「ええ、当人は僕の恋人と自称していますが」(4.p195)(( )内の数字は、何番目の話かを表す)

 でもこんなことも言っているのだ。「どうでしょうね。彼女がいなければ、今頃僕はどう暮らしているか見失っていたかもしれません」(3.p159)、「お前は信じないかもしれないが、お前が俺を捨てることがあっても、その逆はないからな。お前は今のままでいいぞ」(5.pp307~308)。それならもっと琴子ちゃんを大事にしないとね。

 でも琴子ちゃんももう少しお嬢様らしくしようね。「今夜、恋人の部屋に泊まるので、精をつけておこうとふと思い立ちまして、そこで目にしたうなぎ屋に入っただけです」(2.p92)、「そりゃあ先輩のおかげで未通女(おとめ)ではありませんが」(3.p150)、この他にも、いいものが手に入ったとして、50cm以上もある自然薯を高々と掲げて九郎の部屋にやってきたこともあるらしい(4.p211)。まあ、色々楽しそうだが。 

☆☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

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広島ガスの工場見学に行ってきた

2019-03-20 20:22:03 | 旅行:広島県


 僅かとはいえ、広島ガスの株式を持っているので、今日は広島ガスの廿日市工場の見学に行った。実は昨年も申し込んだが、抽選に外れてしまった。

 広島ガスはLNGをここに船で搬入して、気化させて都市ガスを作っている。制御室は4直3交代で勤務して、プラントを監視しているとのこと。気化の熱源はコジェネから発生する熱を使っているようだ。

 工場の海を隔てた向こう側には宮島が見え、なかなかいいロケーションだ。今日はちょっとガスがかかっている感じだが、天気が良ければ綺麗だろうな。

 写真は集合場所のJR廿日市駅(これは南口だが、集合場所は北口)。廿日市市は広島市に隣接しており、けんだま発祥の地として町おこしをしているらしい。



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