文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

スクールカースト殺人教室

2019-09-30 12:59:14 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
スクールカースト殺人教室 (新潮文庫nex)
堀内 公太郎
新潮社

 最近「スクールカースト」なる言葉を聞くことがあるが、正直私は意味がよく分からない。どうして、せいぜい3年程度の中高時代にこんなものができるのか。誰がスクールカーストを決めるのか。下位に位置付けられたものは、どうして学校にしがみついてその位置に甘んじなくてはならないのか。いくら自分が高校でカースト上位に居たといっても、大学に進学したり、社会に出たときには、まったくと言っていいほど役に立たないものだ。もしかすると、社会に出て、カースト上位にいたものが落ちぶれて、下位にいたものがそれを見て満足するという暗い喜びを満たすためではないかと思ってしまう。

 本書は、このスクールカーストなるものを扱ったミステリーだ。舞台は、私立西東京学園高校。ここの1年D組には、女優の娘である和木麻耶を頂点とした序列があった。この教室で担任の羽田勝が殺される。この教師、麻耶におもねるために自分もいじめに加担する最低の教師だった。最後の方でもうひとつこの男の最低ぶりが暴露される。そしてこの事件に関連して第二、第三の死者が出る。

 出てくるのは、最低の犯罪集団。なにか勘違いして、自分を偉いと思っている連中だ。自分を偉いと思うのは別に構わないし、それを皆が偉い人だと思うような行動で示せばいいと思うのだが、やることは、完全に犯罪である。そして教師もそんな犯罪集団におもねり、いじめに加担する。いやいじめという言葉では収まらない。完全に犯罪である。

 最後に何人かは逮捕されるが、手ぬるい。もっと逮捕される者が出ても良かったと思う。とにかくやっていることが完全に犯罪である。そして、刑法犯は訴えがなくとも親告罪でない限り、捜査・逮捕ができるのだ。

 こういうやつらは全員捕まえて重労働の刑にでもすればいいと思う。不思議なのは、どうして犯罪被害にあったものが、直ぐに警察に通報しないのか。私なら即通報するだろう。最後には、シナリオを書いた人間が分かるのだが、最後まであまりいい感情は持てなかった。これは「イヤミス」としては成功していることになるのだろうか。

☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

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死の幻像

2019-09-28 09:19:40 | 書評:その他
死の幻像
藪下 明博
アトリエOCTA

 私の持論だが、詩集を編むには何らかのテーマで纏める必要がある。詩集というからには、単にひとつひとつの詩を集めただけではないということだ。このタイトルからは、暗い暗い深淵を覗くような詩が集められているものと期待していた。確かに最初の方はそんな感じかなと思ったのだが、この詩集全体を読み終えてみて残るのはユーモラスな読後感だ。

 「蝦クリアン博士」なるものがこの詩集にはたくさん登場してくる。どうもこのキャラクターは、著者のお気に入りのようだ。最後に収録されている石堂蘭氏の「余白に -死と詩ー」によれば、これは「エピキュリアン」のもじりだそうである。「エピキュリアン」を調べてみると、古代ギリシアの哲学者エピクロスを信望する人、転じて快楽主義者・享楽主義者のことを言うらしい。この「蝦クリアン博士」グラタンの材料にされかかったり、さんざんである。

 また、駄洒落も多い。例えば、こんな具合だ。

ドクドク ドクドクと
ドク・ホリディ(笑)
(p27:死神)



そいつをバジリコ
いや、バジリスクという蛇の前に置く
(p44:回想ー博物誌)



 他にもいくつかあるが、自分で探して欲しい。

 これはどういう意味だろうか。

穴は入れるものである
いや、穴は出すものである
一部「覗く」という行為を誘発するものの
やたらと穴を夢見るものは
臆病者の論理と心得よ
(p34:類推の穴)



 私のような想像力の貧困(いや想像力過多か(笑))な者からは下ネタを想像してしまう。

 そして全体的に文字が多すぎるのだ。詩はもっとぎゅっと言葉をしぼった方が私の好みだ。

☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

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情報理論とデジタル表現

2019-09-26 10:09:14 | 書評:学術教養(科学・工学)
情報理論とデジタル表現 (放送大学教材)
加藤 浩,浅井 紀久夫
放送大学教育振興会

 本書は放送大学の2単位科目のテキストとして書かれたものである。放送大学は教養学部が現在6コースに分かれており、これはそのうちの情報コースの科目として設けられたものだ。ただし、どのコースに所属していても履修は可能であり、また、コースが異なれば、卒業生も学士入学という扱いで再入学ができる。

 私は既に5コース卒業しており、残りは情報コースと生活と福祉コースの2コースだ。本来なら6コースで名誉学生となるのだが、私が卒業した2つが一つに統合されてしまったため、結局名誉学生になるためには、7コース(専攻)を卒業しなければならなくなり、最速でも後3年半はかかるが、まあ、無理のない範囲でのんびりとやっていこうと思う。

 さて、本書はそのタイトルの通り、情報理論とデジタル技術による情報処理について書かれたものである。実は私が学生のころ、情報理論は履修したことがある。だから情報量、エントロピー、ベイズの定理などはそう目新しいものではない。しかしデジタル化技術については、あまり体系だって勉強したことはないので、ちょうどよい機会だと履修したというわけだ。このテキストを十分理解すれば、情報理論とデジタル処理に関する理論的なことは分かるものと思われる。

 しかし、大学の2単位分の教科書としてはどうか。実は学生のころ履修した情報理論が2単位の科目だった。本書はこれに加え、デジタル技術による情報処理に関する話題が収められており、同じ2単位科目としては内容が多すぎると思われる。また試験の量も絶対に50分では出題者でも初見では解けないと思われるようなものだった。もっと内容を絞るべきだろうと思う。

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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キッチン

2019-09-24 10:49:11 | 書評:小説(その他)
キッチン (新潮文庫)
吉本 ばなな
新潮社

 

 本書には3つの短編が収録されている。「キッチン」、「満月 - キッチン2」、「ムーンライト。シャドウ」だ。このうち「満月 - キッチン2」はその副題から想像がつくように、「キッチン」の続編にあたる作品だ。「ムーンライト。シャドウ」は、完全に独立した作品で、前2つの作品と特に重なるところはない。

 しかしこれらの作品で共通して扱われているのは、親しい人間の「死」だ。「キッチン」では、両親を失っている桜井みかげの祖父が亡くなり、とうとう最後に残った祖母が亡くなってしまう。そんな彼女に手を差し伸べたのが、田辺雄一という同じ大学に通う一つ下の青年。花屋でアルバイトをしていたときに祖母にかわいがってもらったという。

 彼は母(実は父)のえり子(本名雄司)と二人で暮らしている。そこに住んだらと言ってくれたのだ。彼女が眠るソファは、台所に続く居間にどんと置いてある。そして台所は彼女が一番好きな場所だった。

 そして「満月 - キッチン2」では、えり子も死んでしまう。ストーカーのような男に、彼女の働くゲイバーで刺殺されたのだ。ただしえり子もカウンターに飾ってあった鉄アレイで犯人を殴り殺したらしいが。えり子の死が二人の関係に影を落とす。

この半年・・・・・・おばあちゃんが死んだところから、えり子さんが死ぬまで、表面的には私と雄一はずっと二人笑顔でいたけれど、内面はどんどん複雑化していった。嬉しいことも悲しいことも大きすぎて日常では支えきれなかったから、二人は和やかな空間を苦心して作り続けた。えり子さんはそこに輝く太陽だった。(p118:満月 - キッチン2)



そしてみかげは、カツ丼を、タクシーを飛ばして、母(父)の死により不安定になった雄一が泊っている宿に届ける。この部分は本作の見せ場だろう。

 そして、「ムーンライト。シャドウ」では、さつきは恋人の等を亡くしている。仁の弟の柊は兄と恋人のゆみこを一遍に亡くした。柊のところに遊びに来ていたゆみこを等が駅に送る途中事故にあって二人とも即死したのだ。さつきはうららと名乗る女性と知り合い、不思議な体験をする。

「どうして君とものを食うと、こんなにおいしいのかな。」(中略)
「きっと家族だからだよ。」
(p135:満月 - キッチン2)

 

ひとつのキャラバンが終わり、また次が始まる。また会える人がいる。二度と会えない人もいる。いつの間にか去る人、すれ違うだけの人。私は挨拶を交わしながら、どんどん澄んでゆくような気がします。流れる川を見つめながら生きねばなりません。(p193:ムーンライト。シャドウ)

 

 親しい者の「死」。その時は誰もが絶望するに違いない。しかしいつまでもそこにとどまってはいられない。そこからいつかは踏み出さないといけないのだ。この作品には、そんなメッセージが込められているように感じられる。

 

☆☆☆☆

※初出は、「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

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ブルガリア 悠久の時を刻む

2019-09-22 09:36:26 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
ブルガリア 悠久の時を刻む (KanKanTrip21)
Sanna
書肆侃侃房

 

 ブルガリアと言えば一般の人々にはあまりなじみがないだろう。国名くらいは知っているだろうが、具体的に知っているというとヨーグルトと相撲の琴欧州の出身国ということくらいだろうか。

 本書は、そのブルガリアについて多くのカラー写真を駆使して紹介したものだ。読んでいると、旅情を誘われ、行ってみたい気になってくる。もちろんヨーグルトの話も収められている。日本の製品に国の名前が使われるくらいだから、ブルガリアの人々は日本人とは比較にならないほどヨーグルトを良く食べるそうだ。私はヨーグルトの種類というと、せいぜいプレーンか、果肉入りそして飲むヨーグルトくらいしか知らないのだが、ブルガリアのスーパーに行けば多くの種類のヨーグルトが並んでいるそうだ。自宅で作っている家庭もあるらしい。

 面白いことに気が付いた。ブルガリアの人口は約710万人(2017年)。中国地方の人口が約730万人(1919年推計)だからほぼいっしょだ。そして首都ソフィアの人口が約124万人(2017年)。広島市の人口が約120万人でほぼ同じ。要するに、人口的には、中国地方がそのまま一つの国になったと思えば良い。そしてカザンラクという街ではバラ祭りが行われるそうだが、広島県福山市でも「福山ばら祭り」が行われているので、これも似ている。

 しかし、写真で見る限りは、異国情緒に溢れ、日本の風景とはかなり異なる。日本で言えば奈良・京都あたりか。そこに古き日本が残っているように、ブルガリアには古きヨーロッパが残っている。

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

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スピーチや会話の「えーっと」がなくなる本

2019-09-20 17:58:49 | 書評:ビジネス
 
 「立て板に水」という言葉をご存知だろうか。話し方がものすごく流暢であることを言うのだが、スピーチや会話の際にこのように話せることにあこがれはないだろうか。

 しかし、現実には、「アー」とか「エー」とか、「えーっと」とかが入ることが多い。よく式典などの来賓挨拶なんかで耳にした覚えはないだろうか。そういえば昔の首相にもそんな人がいたような。

 こういったものを英語で「フィラー」というらしい。英語があるくらいだから、別に日本語独特のものではない。例えば英語でよく使われる「Well」とか「I know」といったものもフィラーの一種なのである。

 しかし、フィラーを入れることが必ずしも悪いというわけではない。本書にも書かれているのだが、例えば謝罪会見。あまりにも流暢に話し過ぎると、「こいつ本当に反省しているのかな?」と思ってしまうだろう。

 だが、一般にはフィラーの入らない方が効き手にとっては分かりやすい。本書にはフィラーの出るメカニズム、どうしたらフィラーの気にならない話し方になるか、フィラーそのものを出さないしゃべり方などが書かれている。まえがきによれば、悩んでいる人が多い割にこれまであまり認識されず、この問題の解決法を纏めたものとしては初ということらしい。もし、話し方が上達したいと思っている人には一読して、フィラーの入らないしゃべり方を目指すのもいいのではないかと思う。
☆☆☆
※初出は、「風竜胆の書評」です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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電気学会見学会参加

2019-09-19 22:56:13 | 旅行:島根県


 今日は、電気学会中国支部主催の見学会に参加してきた。見学した場所は島根原子力発電所だ。ご存知の通り、1号機は廃炉、2号機は安全審査でずっと止まっている。3号機はほとんど出来上がっているのに、まだ運開できない。

 感じたのは、例の安全審査で出入りがかなり厳しくなったということ。以前行ったときには、厳しいのは厳しいが、今ほどでもなかったような記憶がある。一応敷地内には入ったが、外から建物や防波堤を眺めただけだ。屋内を見たのは、PR用の島根原子力館とシミュレーター訓練棟くらい。

 帰りの車窓からふと外を眺めると、良く晴れた空に、たくさんのひこうき雲が浮かんでいる。なぜか荒井由実の「ひこうき雲」が頭の中に流れた。

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卑弥呼の葬祭:―天照暗殺―

2019-09-18 09:48:34 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
卑弥呼の葬祭 :―天照暗殺― (新潮文庫)
高田 崇史
新潮社

 高田崇史といえば、「QED」シリーズや「毒草師」シリーズでおなじみだが、本書もこの流れを汲んでいるといえるだろう。この作品のヒロインは萬願寺響子。毒草師シリーズの最新作である「七夕の雨闇」に出てきた女性だ。

 高千穂神楽の舞手である、杉橋吾郎が神楽の最中殺される。なぜかその死体には首がなかった。これが一連の事件の幕開けとなる。一方大分県の宇佐神宮にある三つの井戸から後藤弓美という女性の生首と腕が見つかる。そしてその恋人の葛城亨が凶首塚古墳入り口で首を吊り、さらには弓美の遺体発見者である森山秋子が殺される。

 マンションで毒草師・御名形史紋の隣の部屋に住んでいるのは、西田真規という医薬品業界向けの出版社「ファーマ・メディカ」の編集部員。「毒草師」シリーズではお馴染みの人物だが、響子も西田と同じ「ファーマ・メディカ」編集部に勤めている。

 響子の従弟である鳴上蓮が九州で行方不明になる。蓮は邪馬台国のことを調べていたという。響子は蓮を追って、九州へ飛ぶ。一連の事件の背後にあったのは邪馬台国と卑弥呼の謎、そして大和王朝創成期や伊勢神宮の秘密。

 御名形はずっとどこかに出かけているようで、この作品中には、名前しか出てこない。代わりに出てくるのがQEDシリーズの桑原崇。実は崇も最初は不在だったのだが、九州でばったりと響子と出会いそれからは事件の解決に向けていっしょに行動している。

 だからこの作品QEDシリーズの一つとして数えてもいいと思うのだが、一応QEDシリーズの本編は終了していることになっているし、棚旗奈々も出てこないので、あえてそうしてないんだろうなあと思う。なお、響子や蓮は他の作品にも出てくるようで、このような作品間の関連性を探すというのも楽しいのではないか。

 作品は、他の作品と同様、歴史の秘密に関して現実に起こった事件を崇が解決するというもの。崇の歴史に関する蘊蓄もいつものように披露されているが、正直よく分からない。蘊蓄の多さで圧倒しているという感じだが、もっとすっきりと謎解きができないものだろうかと思う。まあ、すっきりできるようなら、とっくに邪馬台国の謎には結論が出ているだろうが。

 そして、現実の事件の方。普通はこんなことが殺人事件に繋がるとは思わないが、狂信者、サイコパスと呼ばれる連中はどこにでもいるだろうから、絶対ないとはいいきれない。でもちょっと数が多い気が。

☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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私、能力は平均値でって言ったよね!(1)、(2)

2019-09-16 09:53:49 | 書評:その他
私、能力は平均値でって言ったよね!【コミック版】 1 (アース・スターコミックス)
ねこみんと
アース・スター エンターテイメント
私、能力は平均値でって言ったよね!【コミック版】 2 (アース・スターコミックス)
ねこみんと
アース・スター エンターテイメント

 なろう系異世界ものといえば、主人公が異世界へ転生もしくは転移して無双するというものが定番である。その中で特に気に入っているのがこれ。

 主人公のマイルは、元栗原海里(みさと)という日本の女の子。高校の卒業式の日に小さな少女を助けようとして、トラックに弾かれて死んでしまう。ところが彼女が助けた子が将来人類のために偉大な貢献をするということで、神様からお礼として異世界に転生させてもらった。

 前世では皆から優秀だと思われて、それが彼女の孤独感につながっていた。だから今度生まれ変わる時は、能力は平均値でとお願いしたのだが、これが大間違い。なんと人間の平均ではなく、最も強い古竜と最小の者の平均で、それは人間の平均値の6800倍にあたるらしい。こうして、マイルの無双が始まる。

 実はマイルは元々アデルという名で、子爵家の正当後継者として生まれた。しかし、父と後妻にうとまれ、厄介払いの形で下級貴族の3男以降が通うエクランド学園に入れられてしまう。仕送りは一切なしで休みの日事にパン屋でアルバイト。絵にかいたような貧しい生活だ。

 そこで、彼女は初めての友達ができる。そこはドジっ子マイルのこと。やっぱりやらかしてしまって、アデルからマイルと名を変え、逃げるように他の国に逃げることになる。ハンターとして生きていこうと、ハンター養成所に入ったが、そこで後にパーティを組むことになる、メーヴィス、レーナ、ポーリンの3人と出会った。

 元は、webに連載中の小説で、このユーモラスな語り口がお気に入りなのだ。コミックス版はそれほどこれがあまり出ていないようだが、その代わり、登場人物が生き生き動いている。おまけに美少女ばかり。これはこれでありかも(笑)。

☆☆☆☆☆

※初出は「風竜胆の書評」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2019年度2学期の放送大学教材が来た

2019-09-14 17:03:58 | 放送大学関係

 今日写真の通り2019年度2学期の放送大学の教材が届いた。届いたのは、
「Webのしくみと応用」と「コンピュータとソフトウェア」の2冊。このうち後者は、通信指導をWebからしか提出できないようだが、最近はずっとWeb提出しているのであまり関係ない。これらと面接授業を予定通り受講すれば、卒業に必要なのは残り8単位。今年度の再入学になるので、2020年度が終わるまでは卒業できないが。現在情報コースに所属しているので、何か情報処理試験を受けてみようか。

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