このシリーズも3巻目。ヒロインはレンと言う10歳の転生美少女(実は転生前は、30代の研究者のおっさん)。色々と発育が良いので大分年上に見える。女体の神秘に目覚め、すっかりひとりHが日課になってしまった。
異世界ものも結構読んだが、この作品には二つのテンプレがあるように思える。一つはたちの悪い冒険者が、商人の護衛に雇われたのに、強い魔物に襲われると、護衛の任務をほっぽりだして、逃げ出すということ。それまでは好き勝手にしていたくせに、逃げる際には商人に切り付けて置いていくという非道ぶりだ。
そしてもう一つは、前世の知識を活かして、異世界の材料を使って、新しい料理を作ると言うもの。この巻では、オークカツサンドを作っている。オークと言うのは、作品によって差はあるが、大体が二足歩行の豚と思えばいい。もっとも、レンが止まっていたホテルの昔のギャグ漫画のような顔をしたコックに直ぐにパクられていたが。ただし味の方まではパクれなかったらしい。
この巻では、レンが冒険者登録をしている。ただランクはよく分からない。ランクというものがあるかどうかもわからない。果たして、レンはこの後どのように活躍していくのだろうか。
☆☆☆☆