文理両道

専門は電気工学。経営学、経済学、内部監査等にも詳しい。
90以上の資格試験に合格。
執筆依頼、献本等歓迎。

放送大学面接授業「広島の風土と人々の暮らし」(3日目)

2013-11-30 17:41:56 | 放送大学関係
 今日は、午後から、放送大学の面接授業「広島の風土と人々の暮らし]だった。ほとんどの面接授業は、2日で終わるのだが、この授業は、丸1日と半日×2回というスケジュールになっているので、実質3日つぶれることになってしまう。たかだか1単位のために休日を3日も使うというのは勘弁して欲しいものだが、これをとれば、総合科目はもう選択する必要がなくなるので、それほど気が進まないながら履修したという訳だ。

 最後に広島の良いところ悪いところを書けという課題が出たが、これには困ってしまった。何しろもともと広島県人ではないので、それほど広島には愛着がない。浮かんでくるのは気にいらないことばかりだ。

 とにかく広島は不便だ。市内交通は貧弱だし、空港も辺鄙なところにある。JRで山陰側に抜けるのは事実上無理だし、四国方面には鉄道が通っていないし。おまけに、土地が狭いため、家が山にへばりつくようにして建っている。憂鬱になりそうな景色だ。

 カープにもサンフレッチェにも全く興味はないし・・・う~ん、広島の良いとこ探しは難しい。さすがに政令指定都市なので、一応のものは揃ってはいるんだが、他の大都市と比べて何が良いかというと、なかなか思い浮かばない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岡崎市のマンホールの蓋

2013-11-28 06:00:00 | 旅行:中部


 上は、岡崎市で見つけたマンホールの蓋。夜中に撮影したので、殆ど画面が真っ黒だったが、デジタルなので画像補正をすると、なんとか見えるようになった。でも少し画面が汚くなった。

 この日は、名古屋駅から名鉄で東岡崎まで行くつもりだったのだが、人身事故の影響で、途中から動かなくなっていた。金山駅まで行ってどうなることかと思っていたら、JRで代替輸送するというので、まずJRで岡崎駅にいき、そこからバスで東岡崎まで。30分位で行けるはずだったのに、結局3時間近くかかってしまった。




 そして、こちらが、岡崎市で見つけた、もうひとつのマンホールの蓋。こちらは、小ぶりである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JR名古屋駅と名古屋市のマンホールの蓋

2013-11-27 06:00:00 | 旅行:中部


 先般、姪っ子の結婚式に出席するために、愛知県岡崎市まで行ってきた。ここは、帰路の中継地となった名古屋駅。久しぶりに降りた。人が多すぎて、どうも落ち着かない。




 そして、こちらが名古屋駅の近くで見かけた、マンホールの蓋。なんだか幾何学的な模様だと思って良く見ると、どうもアメンボっぽい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書評:挑戦〈新たなる繁栄を切り開け! 〉

2013-11-26 06:03:56 | 書評:ビジネス
挑戦〈新たなる繁栄を切り開け! 〉 (大前研一通信 特別保存版 PartVII)
クリエーター情報なし
ビジネス・ブレークスルー出版


 「大前研一通信」の特別保存版Part.Ⅶとなる「挑戦 新たなる繁栄を切り開け!」。内容を、一言で言えば、日本の教育制度批判である。

 大前氏によれば、日本の教育は、大量生産・大量消費を前提とした社会のニーズに応えるため、平均値の高い国民をつくるために行われてきたという。しかし、それでは、これからの日本に必要な「答のない問題」に対応していけるような人材を輩出することはできない。氏は、そんな日本の教育の問題点を、諸外国の教育制度と比較しながら論じる。

 確かに、大前氏が指摘する日本の教育制度の欠陥は、私も常日頃から感じていることだ。私が嫌いな言葉に、「習う」とか「教わる」というものがある。幼稚園や小学校ならともかく、高等教育や企業内でも、この言葉を平気で使う人間が多いことに愕然としてしまう。この言葉は、知識やスキルは、誰かが教えてくれるものであるということが前提だ。進学するための勉強は、塾で教えてもらう。会社に入ってからは、手取り足取りの研修で知識やスキルを教えてもらう。社会がどんどん受け身の人間を作っているのだ。本書から一つ引用してみよう。世界で通用する人材を育てるためには、どうすべきかについて書かれた部分である。

<1つしかない答えを教え、覚えさせるための{Teach(教える)」という概念から脱却し、複数の答えの中から議論や想像を通じて独自の答えを1つ選び、行動し成果を出す訓練を行う「Learn」を重視することだ>(p98)

 単に多くのことを知っているだけの「物知り博士」になることにはもはや何の意味もない。そんなことは、これからはコンピュータがやってくれる。大事なのは、いかに自分で考えて、判断していくかなのである。ただそうは言っても、それぞれの方面での基礎と呼ばれることだけは徹底的に身に付けないといけないのだが。基礎もないのに、自分の意見を感覚的に主張しているだけの人物ほど、いらっとさせられるものはない。

 気になるのは、本書全体がビジネス・ブレークスルー大学の宣伝のためのパンフレットを読んでいるような気にさせられるというところだ。色々と日本の教育の欠陥を述べて、これからの日本に必要な教育はこうで、それをやっているのが、我がビジネス・ブレークスルー大学だという論理構成になっている。また、途中から、(株)ビジネス・ブレークスルーが提携してイいるBond-BBT MBAの話が出てくるのだが、関係者以外の読者には、「これ、ビジネス・ブレークスルー大学と何が違うの?」といった思いがするのではないだろうか。

※本記事は、「本の宇宙」と同時掲載です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

周南市のマンホールの蓋

2013-11-25 06:00:00 | 旅行:山口県


 これは、徳山駅周辺で見つけた、ご当地マンホールの蓋。夕方暗くなっていたので分かりにくいかもしれないが、図柄は「サルビア」。これは、周南市の市花がサルビアであることによるものだろう。こういったものを探すのもなかなか楽しい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

周南冬のツリーまつり

2013-11-23 06:00:00 | 旅行:山口県


 徳山駅周辺は、年末になるとイルミネーションが綺麗だ。周南市が徳山市だった時代から続いている「冬のツリーまつり」である。今年は、平成25年10月25日(金)~1月10日までが開催期間だ。




 久しぶりに見ると、住んでいたころが懐かしい。広島でも今の時期、平和大通りで、「ドリミネーション」として、同じような事をやっているが、こちらはこちらで一味違うような気がする。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放送大学から葉書が

2013-11-22 18:36:46 | 放送大学関係
 家に帰ると、放送大学から葉書が来ていた。12月に受講予定の面接授業のテキストの変更についてだ。

 実はテキストに指定されていた本は、既に改訂版が出ていたのだが、示されていたのは旧版の方。これを新版の方に変更するという連絡である。

 そりゃないぜ。アマゾンで発注する際に、旧版は古本で出品されたものしかなかったので、わざわざそちらを取り寄せたのに。新版が出たのは、今年の2月だから、2学期の面接授業の案内冊子には間に合ったのではないかと思うのだが。

 知らせるにしても、いまごろになってというのは、遅すぎるだろう。と、腹を立てながら、葉書を読んでいたら、一番最後に、授業には差し支えないので、テキストはどちらでもよいと書いてあったので、少し安心した。


○書影は、新版の方のもの
新・行ってみたいなドイツ
クリエーター情報なし
郁文堂
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JR徳山駅

2013-11-21 06:15:02 | 旅行:山口県


 ここは、山口県は周南市の表玄関、JR徳山駅だ。といってもこちらは新幹線口側。普通は在来線口から出るので、あまり、なじみがない。ここから少し行くと徳山港があり、回天基地で有名な大津島などに渡ることができる。




 徳山駅の在来線側に回ると、昔に比べだいぶ寂れているのが寂しい。でも、名物の屋台は健在だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書評:江戸の妖怪絵巻

2013-11-20 07:30:07 | 書評:学術・教養(人文・社会他)
江戸の妖怪絵巻 (光文社新書)
クリエーター情報なし
光文社


 最近では、妖怪と言えば水木しげるを連想してしまう。妖怪が、これだけポピュラーな存在となったことについて、彼の功績が大きかったことは言うまでもないだろう。しかし、現代に負けず劣らず、妖怪が人気者だった時代がある。江戸時代だ。「江戸の妖怪絵巻」(湯本豪一:光文社新書)は、当時描かれた多くの資料を示しながら、江戸時代、いかに妖怪文化が花開いていたかを教えてくれる。

 この時代に、妖怪がブームになったのは、木版印刷技術の発達によるところが大きい。絵師による肉筆画だと、美術館というものの無い時代に、多くの人が目にするという訳にはいかなかっただろう。印刷という工業技術が進歩したからこそ、庶民が妖怪画を気軽に見ることができ、江戸時代の多彩な妖怪文化が生みだされたのである。

 このような技術的進歩を背景に、妖怪関係の出版物が生みだされていく。中でも、鳥山石燕の「画図百鬼夜行」は、妖怪を図鑑スタイルで表した記念碑的な作品だ。これには、説明はほとんど記されてなかったが、続く「今昔画図続百鬼」打は、それぞれの妖怪について解説が加えられている。これが、一つの妖怪本のパターンとして定着していったらしい。また、妖怪は草双子にも多く登場し、錦絵にも描かれるようになった。月岡芳年や河鍋暁斎は、妖怪絵師として知られているが、他にも多くの絵師たちが、妖怪を描いていた。

 それだけではない。遊びの中にも妖怪は取り入れられ、おもちゃ絵、双六に描かれ、狂歌の題材にもされるようになる。鍔、印籠、キセル、根付といった妖怪グッズも人気だった。広島三次藩では、「稲生物怪録」という、記録に残る大事件も起きている。お江戸はまさに妖怪花盛り。生物進化におけるカンブリア大爆発のように、江戸時代は、妖怪文化が一気に爆発したのだ。

 ところで、口絵に、「神農化物退治絵巻」が掲載されているが、これが爆笑ものである。神農は農業や漢方の神さまであるが、妖怪を退治するために攻撃が、なんと放屁なのだ。妖怪に尻を向けて黄色い毒ガスを放出している様は、なんともユーモラスである。

 本書は、このように江戸時代の妖怪文化の豊かさを、豊富な挿絵や写真と共に教えてくれる。妖怪ファンや民俗学に関心のある方には外せない一冊だろう。

☆☆☆☆☆

※本記事は、「本の宇宙」と同時掲載です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書評:密室に向かって撃て

2013-11-18 06:57:19 | 書評:小説(ミステリー・ホラー)
密室に向かって撃て! (光文社文庫)
クリエーター情報なし
光文社


 「謎解きはディナーの後で」などの作品で知られる東川篤哉氏の「密室に向かって撃て」(光文社文庫)。タイトルの通り、一種の密室トリックものである。

 舞台は、もう名前からいかがわしい、烏賊川市。烏賊川市警察の砂川警部と、志木刑事が、つまらない事件で、犯人を逮捕しに行ったのだが、たまたまその犯人は密造拳銃を作っていた。その拳銃を誰かが持ち去り、その拳銃でホームレスが殺害され、更には、名門十文字家の一人娘であるさくらの花婿候補の一人が殺される。

 密室トリックといっても、鍵がかかっていた部屋で事件が起きたというわけではない。地形的に、どこにも逃げようがなく、目撃者からは密室と同じような状態になった場所が犯行の現場だということだ。果たして、そこには、一体どんなトリックが潜んでいるのか。その謎ときが、この作品の一番の山なので、一応は本格ものに分類されるのだろうが、犯人自体は、消去法で大体見当がついてしまう。つまり、犯人当てよりは、使われたトリックを暴くという方に比重が置かれている。
 
 この事件に挑むのが、どこか頼りない<名探偵>の鵜飼と弟子の流平。脱力系で流れていくスト―リは、東川氏らしいギャグに溢れて、そこかしこで笑えてしまう。著者の持ち味が良く出ている作品だ。

☆☆☆☆

※本記事は、「本の宇宙」と同時掲載です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする