2月5日、6日と放送大学の面接授業を受講して来た。「環境と資源の文化人類学」と言う科目である。
この授業、テキストもなし、資料もなし、最近流行りのパワポも映さず、板書も原則なしで、授業の合間でボルネオとマダガスカルの写真を紹介していたものの、基本的には、2日間ひたすら講師が一方的にしゃべり続けるというもの。
しゃべる方も大変だと思うが、聞く方はもっと大変だ。人間の集中力は連続してそう長くは続かない。2日間聞いた後で、結局何がポイントだったのと思い返しても良く分からない。
受講生は、主に視覚と聴覚を使って、情報を頭に入れている。一般に視覚の方が、聴覚に比べて、たくさんの情報が入ってくる。史料もテキストもなく、聴覚だけを使った講義と言うのは時代に合わないのではないだろうか。
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