これが「放課後ていぼう日誌」の今のところの最新刊。熊元県立海野高校の謎の部活「ていぼう部」の活動を描いたものである。主人公は都会から越してきた1年の鶴木陽渚がどんどん釣りの愉しさに目覚めていくというものだ。ちなみにこのていぼう部、部員は陽渚を含めて4人しかおらず全員が女子なのだ。
この海野高校別に女子高というわけではなく、ちゃんと男子学生も在籍している。ていぼう部の面々は、部長で3年の黒岩悠希、魚屋の娘で釣りに関する知識が豊富な2年の大野真、そして1年は陽渚の幼馴染の帆高夏海と陽渚の二人。顧問は養護教諭の小谷さやか。さやか先生が実家の稲刈りのために参加できないので、代わりに前部長の湯浦しずくが引率する形だ。
今回行くところは同じ町内にある海釣りランド。狙うはカワハギ。問題はこのゆらさんがカエルやヘビなんかを食べるサバイバーというところ。今回もアジの口の中にいる寄生虫・ウオノエを揚げると美味しいと言って陽渚に引かれている。
さて、カワハギの釣り方についてネットで予習する陽渚だが、果たしてその結果は?
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