曇、27度、71%
大きな台風が関西を襲いました。その翌日には今までにないほどの大きな地震が北海道でありました。ともに停電を伴い2つの国際空港は閉鎖されている状態です。明かりのない中で夜を過ごすことは不安を伴うと思います。
関西にも北海道にも親しい友人がいます。ニュースを見ながら友人たちの住所を重ねます。「如何ですか?」とメールを入れるにしてもそのタイミングが難しい。少し落ち着いた頃に「大丈夫だった?」と簡単に聞くことにしています。もしかしたら後片付けで忙しい最中かもしれません。返事のメールなんて書いていられないかもしれません。
関西の友人も元気にすぐに返事をくれました。北海道の友人たちも携帯通信で無事だと知りました。昨日は一日北海道の地震のニュースが流れています。余震もあるかもしれません。電気や水、食料の供給が無く不自由な生活をしていることと思います。気が重い一日でした。
そんな中たった一つ嬉しいことがありました。台風が関西を通った翌日、主人から電話がありました。「神戸のM子さんは大丈夫?」「うん、昨晩連絡が取れたよ。」そして昨日の昼前また主人から電話がありました。「北海道のお友達はどうだった?」「うん、お二人ともすぐにお返事が来て、大きなことはなかったみたい。」香港にいる主人は日本のニュースを聞くのは少し遅くなります。時差もあります。日本のテレビは入れていません。きっとPCでニュースを得ていると思います。離れたところに暮らしていながら、私の友人のことを気遣ってくれます。浸水した空港や給水車に並ぶ人の列、崩れ落ちた山の斜面の映像を見ながら被災地の方たちの大変さを思います。そんな中、主人の心遣いをありがたく思いました。