チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

この季節だけの「金色の靴」

2020年06月06日 | 身の回りのもの

曇、22度、96%

 かれこれ10数年、この季節つまり初夏にだけ履く靴があります。金色の細い革を編んだ靴です。メッシュの靴は軽くて涼しい、底も革が一枚だけの作りです。細身に作られたこの靴はタッセルがポイントです。

 しっかりと足を覆う靴から徐々にサンダルに向かうその一歩手前の季節にだけ履きます。サンダルに移行する前には雨の季節がやって来ます。雨に当たると革のメッシュは伸びるので決して履きません。ましてや革底ですから滑ります。シューキーパーも入れずに保管しています。シューキーパーを入れると柔らかさゆえにかえって形が崩れそうです。

 やっとこの「金色の靴」を久しぶりに履く日が来ました。柔らかな紙を爪先にだけ詰めています。そっと取り除き足を入れます。 かっちりした靴ともサンダルとも違う足入れの良さです。最近「銀色の靴」を履いている方を多く見かけます。メタリックな色はとてもアクセントになりますが私には似合いません。足だけが妙に強調され過ぎます。「金色の靴」は肌の色と馴染んで目立つことがありません。きっとそれが「金色」の靴が好きな理由です。

 一年に数回だけ履く「金色の靴」もうそこまで来ている雨の季節まであと何回履くのやら。そしてまた柔らかい紙を詰めて来年まで休んでもらいます。

コメント (2)
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