晴、21度、92%
梅雨の雨の降り方が昔と違って来ています。大雨が降る梅雨を体験するのは30年ぶりに日本の戻って来てからでした。梅雨入り前から大雨の対策法が新聞、テレビで報じられます。今年はまだ災害がありませんが心配事の一つです。
雨の後、庭を見れば雑草がうんと背を伸ばしています。芝ももっさりと重苦しく見えます。梅雨の合間の庭仕事の一つが芝刈りです。自分の髪と同じで鬱陶しく見えると芝刈りを始めます。日曜日ですが、気温が上がると予報が出ているので涼しいうちに刈り始めました。
こんもりとふた山、刈り取った芝はこのまま乾燥させてゴミに出します。昨年からバッタが庭に出てくるようになりました。 トノサマバッタです。バラを植えた翌年からは、 コガネムシも多く見られます。人が住まない状態が続いた後のこの家の庭には蚊がいっぱいでしたが、少しづつ昆虫の生態環境の変化が見られます。人が生活をして家や庭に人手が加わるということの意味を身に沁みて感じます。
もっさりした芝が短くなってスッキリしました。梅雨が明ければまた芝刈りをすると思います。地面に這いつくばっての芝刈りはそれなりに楽しい庭仕事の一つです。この庭と向き合って3年目、四季の巡りを3巡しました。地元の自然の移ろいも3年にしてやっと飲み込めた感があります。昆虫たちを見ながら30年間日本にいなかったことの大きさを改めて思った芝刈りでした。