チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ポークに桃のソース

2020年06月28日 | 昨日のお昼ご飯

雨、23度、96%

 ポークは不思議に果物のソースがよく合います。以前、お外の食事でいただいたイベリコ豚のソテーにはマンゴのピュレソースがちょっぴりかかっていました。ケチャップやウスターソースの延長と考えるとフレッシュな果物のソースも頷けます。今の時期、私は庭でとれたイチジクでポークを食べていましたが、頂き物の桃を小さく切って合わせてみました。

 イチジクと合わせるときはほんの少し「バルサミコ酢」を落とします。「バルサミコ酢」の甘さと香り、柔らかな酸味がイチジクを引き立ててくれます。さて、桃には何をプラスしようかな?

 刺激が強すぎず桃の甘さを支えてくれるような味、「マスタード」がいいなと思いました。キリッとした辛子のようなマスタードではなくやさしい「粒マスタード」です。「粒マスタード」はマスタードシードにビネガーを加えて作ります。辛味は柔らかくツブツブの食感が美味しいマスタードです。果物のカシスのビネガーで作った「カシスディジョンマスタード」はカシスの色がついていてピンク色です。 桃やポークの切り口に色にも似通っています。普通の粒マスタードよりも辛味を感じません。小さめに切った桃とこの「カシスディジョンマスタード」をソテーしたポークに添えました。桃のやさしい味を損ねることなくカシスのつぶつぶマスタードは口の中でプチンと弾けてアクセントを作ってくれました。

 フレッシュな果物のソースはビーフには肉そのものが強すぎて似合いません。チキンではお互い淡白で馴染みません。その点ポークの脂と肉質は不思議なくらいに果物のソースを受け止めてくれます。インパクトが強いのがお好みならマンゴー、程よいアクセントならイチジク、さらりとした甘さなら桃がいいかと思います。また一つ、楽しい皿ができました。

コメント
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