晴、0度、70%
先日、「スモーク鯖」を作った時、スモーカーにスペースが余っていたのでついでにチキンもスモークしました。鯖と一緒に3時間「ヒッコリー」のチップで燻します。 鯖より身の厚いチキンはさらに3時間、今度は「桜」のチップで燻しました。もも肉を使いましたので、滴る脂とチップの合わさった香りは香ばしいほどでした。鯖同様、身がふっくらと持ち上がると出来上がりです。写真は鯖を取り出した時のものです。
この「スモークチキン」に「レモンライス」を合わせました。「レモンライス」はインドカレーに合わせるご飯ですが、北インドしか知らない私は実際に食べたことがありません。「マスタードシード」「カレーリーフ」を使うところからもこのご飯は南インドの料理のようです。もちろん、レモンは庭からもいで来ました。
「カレーリーフ」は生物が手に入りませんのでドライを、「マスタードシード」はインドでは黒ですが、白しか手に入りませんでした。黒の「マスタードシード」は強烈な香りと辛さです。もちろんお米は「バスマティライス」を使います。ピラフを作る要領で香辛料を「ギー」で炒めた後に「バスマティライス」を加えさらに炒めて炊き上げます。この時、レモンジュースを落とします。このレモンジュースの量がインド人の書いたレシピと日本人が書いたものとでは大きく違いました。インドではかなりのレモンジュースを使うようです。初めてですので控えめに入れてみました。黄色い色はほんの少量「ターメリック」を入れました。
カレーと合わせる「レモンライス」ですが、「スモークチキン」の濃厚な香りと肉汁にもいい相性です。「レモンライス」はさっぱりとした酸味、「カレーリーフ」のおかげで香りはカレーそのもの、白い「マスタードシード」ですから辛みは強くありません。レモンの量もこの程度かな?多すぎるのも考えものです。うっかりして蒸らし過ぎた「バスマティライス」はふわふわになりました。とても軽いお米ですから固めに炊き上げるほうが美味しいと思います。
レモンはジュースしか使いませんので、皮はすりおろして冷凍します。 「バターケーキ」「パントーネ」を焼く時に使います。残ったレモンジュースも冷凍しました。
レモンはあと5個、木にぶら下がっています。大事な庭の贈り物、さて次は何に使おうかな?