雨、2度、96%
きのこが大好きです。変な食べ物だと思います。世界中その土地の面白いきのこがあるのも不思議です。一昨年は友人が送ってくれた「きのこセット」を育てました。きのこは菌で増えます。芽が出る?と言うのでしょうか?種木に育つきのこの様子は面白く可愛くもありました。
昨年秋の初め、えのきだけの新しいパックがスーパーに並んでいます。お鍋でなくてもえのきは炒めても美味しいのでよく求めるきのこです。考えもせずにカゴに入れました。特にパッケージを読みもせず、そのえのきを買い続けていました。先日、お鍋をそのえのきを使ったところ、なんとも心許ない食感です。というかお鍋の中でどこにいるのかえのきを探す始末です。やっと見つけたえのき、食べるとお味も香りもありません。
普段はワカメとの和え物に使います。 乾燥の美味しいワカメとえのきをさっと茹でて合わせるだけのものです。この一皿はえのきの香りも食感も抜群です。ワカメとの色合いもよくこの冬は小鉢として幾度も食卓に上ります。こんなに美味しいえのきがお鍋では煮えすぎたのか、ふにょふにょです。
そこで改めて袋を読みました。えのきは名前がついていました「白の極み」。なんとその通り、従来のえのきだけよりはるかに白い、その上細い。ネーミングの良さに唸ります。よくよく袋を読めば新品種のえのきです。しかも「福岡大城 大木町」の特産品だそうです。「素麺のようなえのきを素麺と一緒に合わせて食べてください」とも書かれています。
きのこも今では栽培ものが主流です。一年中食べる事が出来ます。品種改良まで行われているのには驚きました。量産できるように、品質が一定するように、どの農協でも工夫が繰り返されているのだと思います。
「白の極み」今度はお勧めに従って素麺と合わせてみようと思います。和え物にはもってこいのえのき「白の極み」です。お値段も3袋で100円、うんと得した気分です。べっぴんさんの「白の極み」見つけたらお試しください。