雨、3度、80%
昨日、一通の「クリスマスカード」を受け取りました。南半球からの「クリスマスカード」です。 長い時間かかりましたね。遠い道のりをやって来ましたね。
コロナの影響で海外への郵便物は以前より大幅に遅れが出ています。香港ですら普通郵便ですと、ひと月近くかかってしまいます。海外の郵便物はよく寄り道もします。他の国に間違って送られて転送されてくることもまま。時間がかかるとわかっていても、着かないと送った方は気が気ではありません。私など主人に「郵便受け見てくれた?」と幾度も尋ねます。
学生の頃から海外で生活する彼女はニュージーランドに渡っていく年がすぎたかしら?香港に息子さんと訪ねて来てくださって以来お会いしていません。ホテル業界で仕事をしている彼女のことを案じているところでした。日本同様、いえもっと厳しいコロナの規制が敷かれていたニュージーランドです。当然、旅行どころの話ではなくホテルでの仕事に就いている人は大変だと思います。
一軒家で「HANA」と言う名の猫と暮らす彼女です。大家さんの家にパグの子犬がやって来た時には一番に知らせてくれました。あちらは夏本番に入る頃ですね。アメリカ、台湾、ニュージーランド、その土地その土地を楽しむ術に長けている彼女です。
人柄通りの優しい字で書かれた「クリスマスカード」の最後には、「国境が開いたら、今年こそは福岡へ伺いたい。」と書かれています。「国境が開いたら」長く海外に暮らす人だからこその言葉です。
会いたい人、行きたいところ、叶わぬこの一年。誰しも窮屈な生活を強いられているこの一年。年を越してやって来た「クリスマスカード」はたくさんの想いを運んでくれました。