曇、6度、70%
大晦日の午前中、私が大掃除をしている間、孫たちには用事を言いつけて外出してもらいました。お風呂掃除を始めると、電話が鳴ります。Apple Watchではゴム手袋をした手では出ることができません。小諸に住む友人からです。急いでスマホを見れば「近くに来ています。」「ええっ!」15分ぐらいで着くところまで車で来ているとのこと、息子に電話をして「すぐ帰って来て、犬が3匹やって来るのよ。」私の声は興奮で上ずっていたと思います。
一足早く孫たちが戻って来ました。やって来ましたよ!犬のお客様です。日向さん、かすみさん、初めて会う沙里さん。ちょうど一年前の大晦日にもやって来てくれました。あの時はまだ沙里さんがいませんでした。長野の小諸から途中四国も廻っての長旅です。「ようこそ。」ココさんはもちろん孫娘も私も落ち着きません。
寒い大晦日です。居間の暖かなところに犬が4匹、人間が4人。人にも他の犬たちに慣れているこの家族、初めての孫娘にも慣れてくれました。
息子とほぼ同じ年の友人とはFBからのお付き合いですが、6年前には軽井沢へ彼を訪ねました。ちょうど「かりんさん」というクロパグを亡くされた後でした。毎日見せてもらう彼と犬たちとの生活、私には理想そのものに思えます。
向き合うパグ2匹。左が沙里さんです。 昨年もこうして椅子の上で寛いでくれた日向さん。 一番年上の白いペキニーズのかすみさん。
孫娘は大人しいかすみさんが気に入ってそばから離れません。彼は3年前にはパグのさくらさんを亡くしました。「モモが逝って立ち直れないかと思ったけど、今は大丈夫よ。」と私。「桜が逝った後は日向とかすみに助けられました。」と彼。「私もココのおかげだわ。」何か命の回りのようなものを感じます。
急でしたので何のお構いもできません。私は大掃除の途中です。短い時間でしたが、 私たち家族に楽しい時間を運んで来てくれました。
我が家から西を目指すそうです。無事に小諸に帰ってくれることを願います。きっとまたやって来てくれるはずです。私も自由に旅ができるようになったら、たくさんの会いたい方、会いたい犬を訪れたいと思っています。大晦日のお客様は大きな幸せを連れて来てくれました。