チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

3種類のレモンマーマレード

2021年01月29日 | 日々のこと

小雨、3度、68%

 4歳のレモンの木が昨年はたくさん実を付けました。嬉しいのですが、あまりに多過ぎてどうやって使おうかと悩みます。悩んでるうちに年を越してしまいました。春に白く香りの良い花をつけます。実が膨らみ、黄色く色付くまでには時間がかかります。細い枝の実は青いうちにたくさん摘み取りました。黄色く色付いた大きなレモンを見ながら、嬉しい溜息をついていました。

 先日「えい」とばかりに「レモンマーマレード」を作りました。マーマレードは手がかかります。皮をむいて長時間水に晒す、実から種をとる、皮の裏の白い部分を取る、晒した皮を細かく刻む、やれやれ。

 初日10個を使って、ひと瓶半のマーマレードが出来ました。「蔗糖」を使ったので色が濃く、甘さがモッタリとしています。酸っぱさが程よく出来ました。庭にはまだまだたくさんのレモンです。そこで2日目、20個のレモンでマーマレードを作りました。グラニュー糖でスッキリと仕上がりました。火から下ろし際に、「グローブ」の粒を入れました。 熱に当たった「グローブ」がフワッと香りを立てました。「これこれ!」レモンと「グローブ」の香りは邪魔することなく2瓶に収まりました。

 3日目、あと10数個レモンが残っています。10個でマーマレードを作り始めました。この10個はやたらに皮の裏の白い部分が多く感じます。取っても取っても、浮いて来ます。グラニュー糖ですから色好く仕上がっています。火を止めて熱いうちに、オレンジリキュールの「コアントロー」を少し振り入れました。同じ柑橘類ですが、香りの質がオレンジでは違います。瓶に詰めるときはレモンとオレンジの混ざり合った香りでした。しばらく置くと、味香り共に落ち着いて来ます。

 ただいま5瓶の「レモンマーマレード」が納戸の棚で休んでいます。まだしばらく開けません。時間が経って、甘さ、それぞれの香りが一体になった頃お出ましです。「蔗糖」の旨味、匂いは経過と共に重さを増すでしょうか。「グローブ」が出しゃばらずにいいアクセントになってくれるかしら。「コアントロー」がほのかにレモンのトンガリをなだめてくれてるかな。想像しながら待つこの時間、用もないのに納戸を覗く毎日です。

 木に残った6個のレモンは順次料理に使いましょう。

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