秋のバラ
2021年09月03日 | 花
曇、25度、90%
この夏は高温それに続く長雨で庭の植物がすっかり傷んでしまいました。気候のせいか虫の異常発生もみられます。コガネムシの幼虫に根を食べられてあっという間にダメになった草花もありました。気持ちは落ち込みます。9月に入っても、虫の声、空の色は秋なのにやはり暑さが続きます。
そんな中、庭にポツンポツンと灯りをともしたようにバラが咲いています。「四季咲き」のバラです。「四季」と言っても真夏は咲きません。春のバラとは違います。春のバラは一斉に枝をしならせる程に花をつけますが、秋、冬は思いついたように咲きます。 大きさも春のバラより小粒です。 花の色も盛りとは違った儚い色に思われます。香りの強いバラが好きで春にはこのバラたちも芳香を発しますが、季節外れのバラの香りはそこはかとなく漂うだけです。 昨日の雨でやや気温が下がりました。雨上がりのバラたち、 まだ青い固い蕾もみられます。 開き始めたバラ、数日の命です。
ルドベキアの黄色い花ばかり父母に供えていましたが、バラのおかげで久々に華やかさが父母の写真の前にもやって来ました。一輪のバラのもたらす明るさです。
秋の庭仕事が始まります。来春の庭を想像しながら、土作り、種まき、球根植えを徐々に進めます。苗を買って来て作る庭より時間がかかりますが、その手間がまた楽しいものです。庭造りが好きな友人からいただく「種」の数々も私に未知の喜びを連れて来てくれます。さあ、そろそろ庭仕事再開、「秋のバラ」に気持ちを押されます。
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