チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

チャーハンのにおい

2011年10月20日 | 日々のこと

 晴れ、22度、78%

 実家の片付けも大方めどが付き、急ぎ父の墓参りにお寺に向かいました。

 駐車場には、 お寺の猫さん気候がよくなって来たので、くつろいでいました。猫の小屋もあるこのお寺、歳取った猫さんは、社務所で冷暖房完備です。

 夏には、きれいな緑のイチョウも いよいよ、銀杏をつけ始め、燃えるような黄色に変わる前でした。時計を見ると、2時前、考えると、朝ご飯からなにも食べていません。お墓参りの前に、お腹を一杯にしておかなくては。

 私の実家は、福岡の西の方です。東に向かい10分ほどで、繁華街の天神、そして菩提寺のある旧繁華街の中州になります。ここから東は、電車に乗るために博多駅、飛行機に乗るために板付以外、私にとって、福岡でも馴染みの薄い土地です。お寺の門から東に向かって、お昼のための店を探しました。50いくつになって初めてこちらに向かって歩きます。ラーメン屋とか焼き肉屋とかばっかり。ちょっと横道をのぞくと、チャーハンのいいにおいがします。中華料理の本場香港ですら、こんないいチャーハンのにおいが嗅げることはありません。見ると、街場の中華やさん。お店をのぞくと、2時近くなのに人が一杯です。しかも、女性の家族連れまでいます。私、実はこういう中華屋さんに行ったことがほとんどありません。もうお腹もぺこぺこですしね。

  壁に貼られたメニューの一番初めが、チャンポン。ラーメンと同じくらい私にとっては、大好きな博多のチャンポンです。それでも行き慣れた中華料理やで、近年食べるチャンポンは、どうも美味しくありませんでした。

 この店は、60代のご夫婦と40代の息子さんの3人で切り盛りしています。当然、私はチャンポンを注文、あれ!息子もチャンポンです。それでは面白くないので、息子は特製チャンポンに。

 時間が時間なのに次々人がやってきます。待ってる間、真っ白な台ふきんでテーブルを拭いてもらいました。すごく忙しいのに、さっさとテーブルを拭いて行くお母さん。

  私のチャンポン。とにかくスープが決め手です。あ~、懐かしいこくのある味。お腹も記憶の袋も一遍に、満足。

   息子が頼んだ、特製チャンポンと餃子です。特製は、海鮮が多く入っていました。中華料理やが、味を維持できないのに、家族でやってる中華屋さんが味を守っています。いつもいかないところに足を向け、見つけたおいしい味。お墓参りのときは、また、ここのチャンポンをごちそうになりましょう。チャーハンのにおいにつられた、いいもの見っけでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラゴンクエスト

2011年10月19日 | 日々のこと

 晴れ、23度、70%

 ドラゴンクエストのゲームソフトが発売されて、今年で25年になるそうです。と言っても、私は全くゲームをしません。だからゲームのことはさっぱり知りません。

 私の実家の荷物の整理をしていると、思わないものに巡り会います。小さなもの、急いでいたら見落としてゴミにしてしまいそうなもの、そんなものを見つけると、時間がそこで止まって、何やら思い出にふけってしまいます。

 大きな家にものだらけ、整理も整頓も掃除すらされていない私の実家です。短い時間で、要るもの捨てるものを判断して、大きなゴミの山をせっせと作っていました。小さな空き箱が一杯の戸棚から、きれいなブルーの色が目に飛び込んできました。そおっと取り出すと、あら可愛い!、冠をかぶって険を刺しマントを着た、紙でできた人形です。険の柄には小さな貝が使われています。誰が作ったのかしらね?側で、ゴミ集めをしていた息子が、それ、ドラクエだよ。と言います。

 えっ、あなたが作ったの?  息子の作ったものとは思いませんでした。だって、この人形、そしたら20年以上前のものです。色もあせず、形もそのまま。

 ゆっくりと手を休めている暇はありません。実家の一番目につく飾り棚、母が伊万里の水滴なんかを置いていたところに、マットを敷いて、飾っておきましょう。

  よく見ると、このドラクエの顔は、作った息子にそっくりです。 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プーチン大好き

2011年10月18日 | 自分ごと

 晴れ、23度、83%

 プーチンとは、もちろんロシアの首相プーチンのことです。政治的にどうこうとか言うのでなく、ただ単に好きです。あの体型は私の好みでないのですが。よくテレビで見る光景、例えば、プーチンが地方を視察したとします。そこに出迎えた街の人たち、私年代のおばさん方は、プーチンに握手を求めるのでなく、腕や背中を触っています。どうも、私も彼女たちと同じ感覚のようです。と言っても、こうして公言するのは今が初めて。

 今回の家人の出張の目的地は、ロシアのセントスペテルスブルクでした。滞在は1日もなかったはずです。仕事で忙しい中、お土産物屋でマトリューシカなんて買ってこられたら困るなと、思っていました。

 フィンランドからのお土産を一つ一つ、説明付きで手渡してくれた後、ロシアからは、これだけなんだけど、と渡されたのが一枚の紙切れ。ロシア語はさっぱり解らない私です。何かの許可書かしら?

 持って帰って来た家人も何の紙か解っていないようです。ところが、プーチンのサインが入っています。

      

 家人にだって、プーチンが好きだなんて言っていませんでした。さすが、30年も一緒にいるとよくわかっていらっしゃいます。プーチンが大統領になってここ11年の間に、反政府を唱える報道関係者が20人以上も謎の死を遂げているそうです。そして、来年の3月にはまたプーチンはクレムリンに返り咲きます。そんなことも関係なくプーチンが好きなのは、近頃の各国の指導者の中で一番国民にパワーを持っているように思うのです。プーチンのサインをじっと眺めていると。ウラデミール プーチンとカタカナで崩して書いたように見えるから不思議です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィンランドの夕べ

2011年10月17日 | 日々のこと

 晴れ、23度、84%

 夕べなどというほど、しゃれたものではありません。ただ、家人がヘルシンキから運んで来てくれたものに囲まれて、夕飯をとりました。 

 まず、 ランチョンマットです。早朝に、ヘルシンキに着いた家人は、ホテルに荷物を入れ、朝の市場に向かったそうです。そこで手に入れたのがこのウールのランチョンマットです。

    この売っている女性が、マットを織った人です。作り手の顔が見えるって、 なぜかいいですね。大事にしようって思えます。

 4時半にお店が全て閉まったので、スーパーマーケットにもいけなかった家人は、空港でフィンランドの缶詰や粉末ソースを買って来てくれました。

 東京にいた頃、もう30年以上前ですが、スウェーデン大使館の入り口に、薫製のニシンなどを売っている小さなコーナーがありました。酢漬けのニシンや薫製など、紀伊国屋にも少なかった頃です。そこを通るときは、奮発して買い求めるほど、我が家の好物です。

  とにかく缶詰に書いてあることが解りません。何の魚かしら?

  これはイワシかな?トマト煮のように見えて、さっぱりとしています。

  ヒコイワシみたいだけど、ニシンの稚魚かも知れません。薫製のオイル漬けです。でもさっぱりしています。塩分も高くないし、我が家好みです。

 最後が、 粉末のソース。何のためのソースか書かれていません。これは箱の一番下に英語が書かれていました。キノコのソースなので、ペンネを和えてみました。

  お水とクリームを入れて作るだけのお手軽料理。私など、クリームがいっぱい入っていれば、美味しいと思う輩なので、このソースは気に入りました。

 家人がヘルシンキのレストランで食べた魚料理の数々、見てるだけでも美味しそうです。”カモメ食堂”を思い出しながら、やっぱりカモメは多かった?と聞いてみました。多いそうです。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年に2回のエルメス

2011年10月16日 | 日々のこと

 晴れ、23度、68%

 年に二回、送られてくるエルメスの雑誌。送ってくれるエルメスは、きっと、新しい商品の紹介のつもりでしょうが、受け取る私は、イラストや、写真を楽しんでいます。

  特にイラスト、スカーフのデザイナーたちが書いたものですから、なかなか見応えがあります。特に鉛筆書きのデッサンのようなタッチのものが好きです。

  日本人の若手の写真家や建築家なども時折紹介されています。日本での知名度とは違った尺度で書かれています。ふ~ん、こういう人たちが、世界のどこかでがんばっているんだ、と若い日本人アーチストたちにエールを送ります。

 私が、伊藤若冲を知ったのも恥ずかしいことながら、エルメスの雑誌からでした。まだ、日本に若冲ブームが起きる少し前のことです。年ごとに、エルメスはスポットを当てる国を変えます。きっと、若冲が紹介された年は、日本がテーマの年だったのかもしれません。

  年に2冊ずつですが、結構たまります。何年に一回整理を。好きな、イラストや写真だけ取り置きます。たまった切り抜きは、また、一年に2、3回見直して、捨てられたり、ファイルに残したりと、終の住処が見つかるまでは、マメに身辺整理です。

 ポストからのぞくオレンジ色の、年に2回の定期便、忘れた頃にやってきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リトルミイ フィンランド

2011年10月15日 | 日々のこと

 晴れ、24度、89%

 フィンランドと言えば、ムーミン一家のお話が思い出されます。ヘルシンキで、一泊した家人、美術館に行ったのはいいものの、お店というお店が4時には店仕舞するのを知らず、それは慌てたそうです。それで、空港で土産物を調達。私には、ミイのぬいぐるみです。なぜ、ムーミンママではないのかしら??きっと、私を知る人たちは、家人の選択に、大いに頷いてくださるでしょう。

 ヘルシンキから家人が帰宅したとき、私は福岡に発った後でした。旅の荷物を解く家人の側には、きっと忠犬モモ公が侍っていたと思われます。出て来たミイのぬいぐるみを、しっかり自分のだと思っていたようです。

 私が、ミイに手を伸ばすと  う~、と唸っています。

  渡すもんか。

 でも、夜も遅いし  ミイをあご枕にまぶたが閉じ始めました。

 このミイのぬいぐるみ、フィンランドのムーミン谷博物館で売られているものです。日本のメーカーのとは違った趣。ところが、パグ犬モモと私のバトルの後、

 早くも  髪の毛がボサボサに。私が触らないのが一番好いようですね。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バリからの手紙

2011年10月14日 | 日々のこと

 雨、、24度、98%

 日本から帰って来て、ポストをのぞきました。あら!知った方の字が目に飛び込んできました。

 10年ほど前、香港に5年ほど駐在なさった後、日本に帰られたご家族です。この5年間、週に2回は、こちらのお宅に伺っていました。我が家にパグ犬モモが来てしばらくして、こちらのお宅でも、パグの虎太くんを飼われました。

  虎太クンです。虎太クン、私があったパグの中でもかなり重量級。立派な立派なしわがたくさんあります。虎太クンに会いに、いえ、皆さんに会いに東京のお宅に伺ったこともあります。香港に、遊びに見えたときは、モモに会いに来てくださいました。

 香港にいらっしゃった間、彼女とは友人という関係ではなかったのですが、こうして、離れてみて、私は、彼女のことを友人だなと思うようになりました。

 今回の彼女のバリの旅、ご自分のお母様とお二人だそうです。このお母様にもお会いしたことがあります。ですから、10年以上前のことですが、品の好い方で、彼女と一緒のところを見ていると、素敵な母娘だなと思ったものです。実の母を疎ましく思う私にとっては、羨ましい限りです。

 私も、旅先でよく手紙を書きます。はがき、切手の調達、ポストを探すのも楽しいようで、大変です。旅先で、私のことを思い出してくれたことにをうれしく思います。

  このお宅の、社会人になった息子君とまだ大学生のお嬢さんは、私の若い友人たちです。私より年下の、手紙をくれたお母さん、これからは、友達でいてください。 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアのパグ

2011年10月13日 | 日々のこと

 雨、25度、99%

 昨晩、福岡から帰ってきました。

 家人は、私が、福岡に発った日に、ヘルシンキから香港に戻ってきました。昨日、一週間ぶりに家人と再会。お互い、写真を見せ合って、話すことが山のようにあります。

 家人は、仕事で香港から空路ヘルシンキに入り、電車で、サントスペテルスブルクに行きました。目的地は、ロシアのサントスペテルスブルクです

 家人は、旅先でも毎朝散歩をします。たまたま、今回は、ホテルの隣が、公園だったようです。歩いていると向こうからやって来たのがパグ2匹。そりゃ~、パグ好きにとってはたまりません。

  ロシア語はできない家人です。飼い主の女性は英語がわからなく、このパグの年はわかりません。二匹とも、女の子です。

  旅先で、犬に出会うとうれしくなります。それがパグだったら、最高です。ロシアのパグさんなかなか、がっちりしてますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大橋歩さんの古い布 

2011年10月12日 | 日々のこと

 晴れ、19度、福岡

 実家の荷物を整理していました。私たちが、日本にいた時使っていた家具や、本、服などは全部私の実家に置いて、20数年前香港に行きました。息子が10歳位までに来ていた服が、ごっそりと茶箱から出てきました。まー、おしめまであります。

 一つ一つ思い出がありますが、思い切って整理することにしました。茶箱に頭を突っ込んで、中のものを全部出しました。所々に、懐かしいプリントの柄が見えます。

 大橋歩さんが、ずっと昔なさっていたパジャマやさん、スタジアムのパジャマです。しっかりと着たので、いい木綿は少しくったりしています。記念に、写真だけとりました。

   明かりの具合やら、しわでうまく撮れていませんが、こんな可愛いパジャマなんて、なかな今でも見つかりませんね。

  ラジカセとカセットです。

  スイカです。この4点は夏物です。

   ジャージの冬物。鳥の方は地の色がもっといいブルーです。

  ネルの地の時計柄。黄色の長靴柄以外は、上下揃ってこの柄です。

 整理すること、胸が痛みます。そこを、ぐっとこらえて大きな荷物を作りました。えいっと思い切って、胸の中に思い出を残しておきましょう。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博多ラーメン

2011年10月11日 | 日々のこと

 晴れ、20度、福岡

 福岡、博多というとあの豚骨のラーメン、辛子明太子を思い浮かべる方が多いと思います。ラーメンの話に入る前に、辛子明太子は私が子供の頃には、福岡にありませんでした。韓国にあったからし明太を、まねて作り始めたのですから。

 豚骨ラーメンも、博多ばかりでなく熊本、久留米などがあります。実際の所、その違いが今ひとつはっきりしません。とは言っても、小さい頃から慣れ親しんだ味です。でも、ここ4.5年、福岡に帰って来ても、ラーメンなど食べに行かなくなりました。ちょっと、あの脂っこさはいいわと、思い始めていました。

 今回の福岡は、息子と一緒です。福岡で、おいしいラーメンのところは?と、10人の人に尋ねると、きっと10のお店の名前が挙がります。みんなそれぞれ好きな、ひいきにしている店、味があるのです。息子が、さっぱりしているのでと、連れていてくれたのがここ”元祖長浜屋”です。長浜、福岡の魚市場があります。この近くラーメンやの数もかなりのものです。築地の場外のような場所です。

 名前もにたようなお店ばかり、ラーメンやですから、女一人では「よいっしょ。」と、気合いを入れなくては入れない感じです。メニューは、だだ一つ、ラーメンです。

 給食室のようなさっぱりしたキッチンから出て来たラーメン。

 ふとネギと、チャーシューではなく豚肉の煮たものがのってます。油が浮いていません。一口スープを、白濁していない、豚臭さもありません。あら、食べれるわ。

 このてのお店には、昔から、 紅ショウガと白すりごまが置かれています。これをどっさり入れます。

 この一杯で足りない方達のために、スープを残しておいて、麺を足してもらうことができます。

  これがメニューです。上から3番目、替玉と書いてあるのが、麺を足してくれることです。2番目の替肉、これは初めて見ました。ここのオリジナル?

 学生が多い街のラーメンやさんなど、この替玉チャンピオンというのが壁に貼られています。何個替え玉ができるか競うのです。普通どんぶりを持つと、何となく油っぽかったものですが、ここのどんぶりは清潔です。

 一風堂、一蘭ばかりが、博多ラーメンではありません。屋台のラーメン、長のれんのラーメン、お好きな味を探してみてください。久しぶりの博多ラーメン、おごちそうさま。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする