曇、13度、66%
お日様を浴びて庭仕事をするとお昼前にはお腹が空きます。庭から上がってすぐにお昼が食べれるように、朝からカレーを作りました。お手軽にペーストを使ったタイのグリーンカレーです。グリーンカレーのペーストもココナッツミルクもコブミカンの葉っぱも引越しの荷物に入れておきました。気温が上がり始めると、ココナッツミルクの香りが恋しくなります。
材料も簡単に米ナスとチキンだけ。グリーンカレーとココナッツミルクの香りがしたら、火を止めて庭におりました。お昼の用意ができていると思うだけで、仕事がはかどります。もちろんこのグリーンカレーに合わせるのはタイのジャスミンライスです。11時を過ぎると、お腹もモモさんもお昼にしてくださいと言っています。
温め直して、さあカレー。 勢いよく食べ始めたのはいいのですが、日本の米ナスはとろとろに溶けています。タイの小ナスのように種子ばっかりのジャリジャリしたナスなんて手に入るはずがありません。グリーンカレーはタイカレーの中では一番辛いとされています。いつもと同じ要領で作ったのに、辛さが刺激的に感じません。ジャスミンライスもぱらっと炊いたつもりがほんの少しの水加減で柔らかくなっています。楽しみにしていたカレーです。がっかり。
同じ食べ物でも土地や気候が違うと同じようには味わえないなあと思います。コブミカンの葉っぱは生を乾燥させて持ち帰りました。これもすっと鼻から抜けるような柑橘の香りが生ほどではありません。パクチーは近くのスーパーでも手に入りますが、このカレーにのっているのはイタリアンパセリです。パクチーの種も蒔かなくてはと思いながら、もっと気温が上がればグリーンカレーを美味しく感じるかなと期待します。モモさんは鶏肉をたんと召し上がりました。