チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ゴルゴンゾーラチーズと鯛のお刺身

2022年10月11日 | お夕飯

晴、17度、54%

 イタリアの「ゴルゴンゾーラチーズ」が手頃なお値段で売られています。フランスの「ロックフォール」イギリスの「スティルトン」とともに世界3大ブルーチーズの一つです。癖が強い、匂いも強いブルーチーズですが「ゴルゴンゾーラ」は一番食べやすいブルーチーズだと思います。

 6月に東京の息子宅で夕飯を食べました。孫の好きなトンカツや肉料理に並んで、「アマダイのお刺身」そして安いと喜んで買った「ゴルゴンゾーラ」が並びました。いつもながらにめちゃくちゃな食卓です。アマダイのお刺身はもっぱら私が食べます。鯛のお刺身とはまた身の硬さや甘みが違うなあとひとしきり感心します。お刺身ですからお醤油にワサビで食べていました。拍子に「ゴルゴンゾーラ」とお刺身が一緒に口に入りました。「うん?」グッとくる美味しさです。お醤油をつけずに「ゴルゴンゾーラ」だけでアマダイのお刺身を一切れ、違和感なくお互いのうまさを感じます。「ゴルゴンゾーラ」の塩気がお醤油代わり、青カビのぴりぴりがワサビ代わりです。残りのお刺身は「ゴルゴンゾーラ」とだけで食べました。

 このときの美味しさがずっと残っています。お安く「ゴルゴンゾーラ」を手に入れました。「鯛のお刺身」は福岡は年中あります。秋になり身がしまって来ています。お刺身とちぎった「ゴルゴンゾーラ」だけの一皿を作りました。チーズに合わせるのは白身のお刺身がクセがなくそれぞれの旨味を感じます。癖になります、この美味しさ。

 お刺身をオリーブオイルだけで食べるのも好きですが、青カビチーズとの組み合わせ、お箸が進みます。チーズのコクがさっぱり白身の刺身に深みを添えます。リピートしそうです。

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栗のケーキ

2022年10月10日 | おやつ

小雨、18度、84%

 栗をたくさんいただきました。秋ですね。どちらからか取り寄せたとかで大きな栗です。頂いてすぐに剥きました。大きな栗は剥くのが楽です。アクを抜いた栗を翌日には「栗のケーキ」にしました。

 栗をゴロゴロと入れてみました。ケーキより栗が多いくらいです。使った粉は「サーターアンダギー」ミックスです。卵とバターを足して、 この栗ペーストを加えました。ペーストには前日からラム酒を入れておきました。栗自体の香りは少ないのでラム酒で香り付です。

  ケーキのどこを切っても栗が丸ごと顔を覗かせます。雨が降り出し気温が一段と下がりました。日に日に秋らしくなります。

 秋の味覚いっぱいの届き物が毎日です。皆さんが分けてくださる「秋の味」で今年も心と体を満たします。

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3つの小石

2022年10月09日 | 身の回りのもの

曇、17度、78%

 洗面所の整理ダンスの上に3つの小石が並んでいます。香港の山の中で拾った小石です。ちょうど今頃の季節だったように記憶しています。香港には川らしい川はありません。山の中の水が僅かに流れている所で見つけた小石です。河原の小石ではありません。主人と二人で山歩きをしていたときのこと、すでに20年、小石は我が家にあります。

 小石を拾った頃はすでに息子は日本に帰っていました。「3つ」は我が家3人のつもりです。一番大きいのが主人、中くらいが私、小さいトンガっているのが息子のつもりです。私の家族は3人、今では息子は家庭を持っていますから2人になりました。小さな家族です。

 小石が3つ並んでいるのを目にする度に、それぞれへの思いが胸に浮かびます。「真奈さん、歳とりましたね。」「あなた、長いこと海外でご苦労様。」今では一番身体が大きな息子には「しっかり仕事して、家庭を大事にね。」

 無機質な石です。それなのに3つの小石はほのかに暖かさをくれます。大きさ、形を3人に当てはめながら拾いました。暑い香港にもひんやりした空気が流れ始めた秋の山でのことです。おそらく九龍の山中なのですが、それが何処だったのか、すっかり記憶から落ちてしまっています。

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「サータアンダギー」の粉で作った蒸しケーキ

2022年10月08日 | おやつ

曇、18度、70%

 沖縄に「サータアンダギー」というお菓子があるそうです。実際食べたことはありません。このお菓子、中国から渡って来たものらしくその元は「開口笑」というお菓子だと知りました。「開口笑」は香港ではよく見かけるお菓子です。ゲンコツのようなドーナツで白胡麻をかぶっています。   揚げている最中生地が割れて笑っている口に似ていることからそう呼ばれます。縁起のいいとされるお菓子です。大きく作って結婚式に出されます。小さく作ったものはお正月の菓子盆に並びます。「開口笑」の沖縄版「サータアンダギー」の粉をいただきました。

 袋を読むと「ホットケーキミックス」のようなもので、「サータアンダギー」はもちろんいろいろに使えます。まずがお味を知りたいので「蒸しケーキ」を書かれている通りに作ってみました。「電子レンジ」で作れるそうです。初めてケーキを「電子レンジ」で作ります。粉に卵、ミルク、バター、お砂糖を混ぜて型に流して、「電子レンジ」へ。全行程10分ほどで甘い匂いがし始めました。

 ラップを取って大笑い、 袋の写真はふっくらケーキですが、出て来たのは変形なケーキです。初体験ですからと一人で言い訳します。

 暖かなうちに紅茶と食べました。ほっとする優しい味の「蒸しケーキ」です。甘さが程よく、子供の頃食べたもののようで懐かしいと思います。華美なお菓子が多い中、素朴なお菓子が恋しくなります。

 始めて使う粉は自分流にせずまずお味見します。この粉使い道が多そうです。さて何を作りましょうか。

 

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パッションフラワーは強い!

2022年10月07日 | 

曇、21度、84%

 「パッションフラワー」 は、パッションフルーツの花です。熱帯原産を日本での育てられるように改良したので実はつかない、花だけを楽しむ植物になったそうです。昨年春に6本、北庭のフェンス沿いに植えました。左右に3株づつ、フェンスに這わせるつもりです。園芸店のお兄さんが「今年は花が咲かないよ。」と言ったにも関わらず小さな苗木は花をつけました。「時計草」とも呼ばれる造形美溢れる花です。

 この春生き残ったのは4本でした。熱帯原産ですから冬の寒さには弱いと聞いています。 こちらは3本残った側です。この夏はたくさん花を咲かせ、フェンス沿いにぐんぐんツタを伸ばしました。緑のフェンスです。

 1本残った対面のフェンス、 盛夏に新しい芽が出始めました。枯れたと思っていた昔の苗の後です。そしてふた月、ご覧のように成長して、赤い花を咲かせました。他の株は白い花ですがこの株だけは熱帯植物らしい赤い花です。

 食べられませんが実もつけます。 おそらくこの実からこぼれた種でしょう、小さな芽があちこちに顔を出してツルを伸ばしています。

 フェンスを緑にと思い「ハゴロモジャスミン」は植えて4年です。でも伸びる勢いは「パッションフラワー 」に敵いません。葉の形も面白く、緑がずんずん伸びます。来年はフェンス両側とも緑に染まると思います。

 ツタ科の植物は強い性質があります。繁殖し過ぎに要注意です。緑を早く手に入れたい私にはもってこいの植物でした。来年が楽しみな「パッションフラワー 」です。

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中華包丁

2022年10月06日 | 身の回りのもの

曇、19度、78%

 香港に渡ってすぐ、35年ほど前のことです。せっかく中華圏にいるのだからと「中華包丁」を買いました。近くのスーパーで売っているお安い包丁です。ゾーリンゲンの「中華包丁」などはデパートで売っていましたが、試しのつもりでしたのでお安い包丁にしました。大きくて、重い、この重みを使って肉をミンチにしたり骨を外したりと使う様子を市場で覚えました。中国は何をするにもこの中華包丁一つです。

 日本から「杉本」の和包丁、ペティナイフを持って行っていました。手に馴染んだ包丁たちです。「中華包丁」を使いこなしたく思いますが手が伸びるのは使い慣れた包丁でした。研ぐのはこの私です。

 先日、ミンチを作ろうと「中華包丁」を出しました。重さと手首のスナップで小気味好いくらいミンチがすぐに作れます。洗って仕舞うとき、近くにあったキャベツを切ってみました。すっと刃が入り綺麗な千切りができました。味をしめて、だいごんの千切りを作りました。以来2週間、この「中華包丁」一本で台所仕事をしています。魚をおろすときは刃先から身に入れ、包丁全体で引きます。肉の骨を外すときは付け根を間接に落とします。市場のおじさんたちの手元を思い出しながらの毎日です。

 日本の包丁は確かに使い勝手良く作られています。「グローバル」の包丁を初めて手にしたのは香港の輸入品を扱う店でした。四本求めました。私の包丁の数、帰国前の一時期は十本以上でした。スーパーで買った「中華包丁」もこの一本だけを残して始末して帰国しました。

 帰国後5年目にして、「中華包丁」の素晴らしさに気づきます。香港の市場に早朝行くと、肉や魚屋のおじさんたちは包丁を研いでいました。あの手元を思い出しながら私も中華包丁を研ぎます。30年間の香港生活、ひょんなことから日本での生活に飛び込んで来ました。

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椿の実

2022年10月05日 | 庭からの贈り物

雨、21度、84%

 帰国してすぐに植えた椿は「玉有明」という紅白の花を咲かせます。小さな苗木がしっかりと大きくなりました。初めの冬、数輪の花をつけ実になりました。大きなまん丸い「椿の実」です。初めて見る「椿の実」に興奮しました。秋のなるとその実が割れて、柿の種を大きくしたような種が弾きました。その種を庭の片隅に蒔きました。翌春芽が出て今年で3年目になります。

 この椿毎年実をつけるわけではありません。今年またまんまるな実を葉陰に見つけました。昨日見ると実が弾けて種が出て来ています。 

 椿が好きです。まだ小さな木ですが座敷に面した庭には四本の椿が植わっています。どれもまだ実はつけません。白い椿の清潔感、赤い椿のふんわりと優しい様、椿をまだまだ植えたいと思いますがもうスペースがありません。大きく育つ品種は見上げるほどにまでなる椿です。

 どの椿も今年の暑さを乗り越え、花芽をつけています。「もう咲くのかしら?」と期待するのですが徐々に花芽を膨らませて、咲くのは早くても年末、遅いものは3月まで咲きません。待ちくたびれます。

 「玉有明」は紅白の花なので年末に花が咲くとお正月の花に使います。残っている実の横に花芽が膨らみ始めました。今年の種も庭の片隅に蒔きます。ポンと草陰に投げるだけですが、春には必ずその辺りを覗きます。

 5センチほどの成長した3年目の幼木は今年お嫁に出そうかと考えています。もうどこに行っても育ってくれるはずです。

 秋になっても暑さが残っていました。やっと今日から秋らしい気温になるそうです。庭の草木もココも私も身体が一息つけそうです。 

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畳敷き、床の間があるトイレ

2022年10月04日 | 日々のこと

晴、25度、82%

 夕方のココの散歩はコースは毎日違います。昨夕は暑かったので、大きく町内を一回りしました。このコースを辿ると庭掃除をするお婆さんにお会いします。ココに「いいねえ、毎日お散歩できて。」と声をかけてくださいます。道に面した一角は梅の木が8本、いつも手入れが行き届いているお家です。庭木の手入れや季節の話でこのお婆さんと道で長話をよくします。

 この5年よくお会いするのですがいつもお婆さんの家の前、昨日初めて私の家の場所を話しました。「山下の家の娘です。」と改めてご挨拶しました。お婆さん目を丸くして、「昔はよく伺いました。」とおっしゃいます。「昔は畳敷きのトイレだったでしょう。」確かに私が小学に上がる頃までは、家のトイレは畳敷き、便器の前には小さな床の間がありました。「畳敷き、床の間があるトイレ」の事この私ですら忘れかけていました。もちろん主人も息子も知りません。話したことがないと思います。覚えていてくださる方があったことに、私も驚きました。

 家に帰り玄関を開けると左手には客用のトイレがあります。改築の時、トイレの位置が変わりましたが、引き戸は当時のものをまだ使っています。建具屋さんに言わせると、「もうこういう引き戸を作る職人はいないですよ。」と言われる貴重な引き戸です。昔のこの家を知る方に会えて嬉しい夕方でした。

 トイレの話から延々と話が続きました。ココはこういう時、道に座り込んで話を聞いています。「私の家の前を通られるときは、お声をかけていらしてください。」とお婆さんと別れました。お婆さん93歳、とても93歳には見えません。きっとお婆さん我が家を訪ねて来てくださるだろうと思っています。

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薔薇の実 ローズヒップ

2022年10月03日 | 庭からの贈り物

晴、23度、78%

 朝晩は体に優しい気温になりました。ホッとします。植物たちも同じなのでしょう。暑い夏を乗り越えて、力が抜けて花をつけたり実を太らせています。「薔薇の実」ローズヒップが色付き始めました。不精して花殻を取らないでおくと薔薇は実をつけます。緑の実が赤や黄色に染まります。

 ローズヒップはハーブティーやジャムになります。でもそれは「イヌ薔薇」の実だけに限ったものだそうです。生でも食べていいと聞き、我が家の「薔薇の実」を食べたことがあります。苦い、酸っぱいで食べられず吐き出しました。鳥の方がご存知です。大きく膨らんで色付いた「薔薇の実」には目もくれません。「イヌ薔薇」ではありません。庭の7種類の薔薇のうち実をつけるのは2種類だけです。食べることはできなくても、色付く実を見るのは楽しみです。

  「オリーブ」も緑から黒に熟れて来ました。こちらはアク抜きに手間がかかるので、放ってあります。細い緑の葉陰に見え隠れする「オリーブの実」は私には観賞用です。簡単にアク抜きする方法がわかったら、せっせと実を取るに違いありません。ひとまわり大きくなって、色付きを待っているのはレモンです。

 

 雑草の始末も終えました。春の庭に向けて、種蒔き、球根植えの準備を始めます。あと数日で気温がぐっと下がると予報です。

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ココに冬服を買いました。

2022年10月02日 | ここ

晴、21度、82%

 ホームセンターに買い物に出かけました。ペット用品の売り場には滅多に行きません。何気なく一回りしていたら、新しい冬服が並んでいました。ほんの一瞬にして目に入ったのが真っ白な服、「毛布を着ているような温かさ」と書かれています。真冬の服です。 モコモコと柔らかく、裏地はフリースです。買いました。

 この5年間振り返ってみてもココに服を買ったのは初めてのことです。モモにも買ったことはありません。全て頂き物ばかりです。ニットのベストは編みましたが、市販の服を買うのは初めてです。パグ用ではなさそう、さてサイズが気になります。先日、ネットでもいいなと思う犬の服がありました。その時、ココのサイズを測りました。ウロ覚えのサイズです。

 家に帰ると玄関で待っていてくれたココに「お洋服買ってきたよ。」と見せました。興味津々、最近やっと服を着てくれるようになりました。でもフリル、紐、フード、袖は嫌いなようです。気温が高い中、試着してくれました。

 スナップで2枚に分かれるように作られていて、着せやすく出来てます。真っ白の服なんて滅多にありません。この冬、活躍してくれるでしょう。ココ、似合ってるよ。

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