マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

「じゃがいも」の物語

2016-01-16 | グルメ
昨年収穫したじゃが芋は食べ尽くしたと思っていたのに、
廊下の隅に積み上げた段ボール箱の中にまだ残っていました。
すっかり芽が伸びています。
何とか食べられそうなのを選んで、
肉じゃが、ポテトサラダ、
ポトフ、コロッケと連日ジャガイモ料理。
じゃが芋料理は大好きですが、
「じゃが芋の物語」もとても興味深い。
アイルランドのじゃがいも飢饉で、
大勢の飢えたアイルランドの人々がアメリカに渡り、
アメリカの都市の片隅で暮らし、
やがて政治家や小説家が誕生していく物語、
あるいは警官やギャングに…。

じゃが芋の芽や葉や実に含まれる毒。
その毒のある芽の発芽を抑えるために使われる農薬や放射能などのことも、
忘れるわけにはいきません。
TPPでどうなるのでしょう?

また、じゃが芋で造る「ウオッカ」や「アクアビット」「ジン」などの蒸留酒にまつわる物語。
また、片栗粉と呼ばれるでん粉もほとんどじゃが芋。

じゃが芋の原産地、アンデスのじゃが芋作りは多くのことを教えてくれます。
高度(温度)や雨量(湿度)や土質、季節によって、
本当にたくさんの種類のじゃが芋を創り出したアンデスの民の物語は、
最も興味深いものです。




コメント (2)
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