マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

原発反対 *追記あり

2023-03-11 | Weblog

昔、初めて原子力で発電をする、と聞いた時、

何も知らす、すごいなー、と思いました。

その後、原子力でやれるのは、お湯を沸かす、ということだけ、と知って驚きました。

お湯を沸かしてタービンを回して電気を起こす、

何のことはない、旧来の方法に過ぎなかったのです。

また、石油などの資源がない日本にとって原子力は未来のエネルギーだと宣伝されました。

しかし、ウランはもちろん輸入しなければならず、廃棄物の行き場も無く、

相変わらず石油が無ければ車も機械も動けない。

原子力発電所で働く人たちの被曝も、下請け孫請けでうやむやにされ、

責任者の所在が分からない。

 

そして、原子力発電所は停電したら爆発する!

 

スリーマイル、チェルノブイリ、そしてフクシマ・・・

それでも、未だに原発にしがみつく理由は

原発の維持管理に莫大なお金がかかり、

そこに生まれる巨大な利権が手離せない人間がたくさんいるということだと思います。

そして一番の理由は、いつでも軍用に転用し核兵器を作ることができる、という事なのでしょう。

 

たとえ、核兵器で攻撃しなくても、

日本中のに各地にちらばる原発にミサイルを打ち込めば、

日本は壊滅する、ということは、軍事研究者じゃなくても、誰でも分かることです。

 

故郷を奪われ、仕事を奪われ、健康を奪われ、

今も不安の中で暮らす大勢の人たち。

私には何もできない・・・

ただ「原発反対、再稼働反対」は、言い続けたいと思います。

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以下のユーチューブをぜひご視聴ください。

西谷文和 路上のラジオ 第124回 鼎談「3.11から12年。原発の中と外から脱原発を訴える」

ゲスト:森重晴雄さん(原子核工学研究者) 小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)

・・「路上のラジオ」では、この12年の節目に、3.11原発事故によるおびただしい犠牲を無駄にしないためにも、

そして将来に同じような惨事を繰り返さないためにも、ほとんど報道されていない、あるいは正確に市民に開示されていないフクイチの真実、

そしてフクイチの「今」についてレポートします。

教えてくださるのは、原子核工学の研究者であり、三菱重工在籍中に四国電力・伊方原発3号機の建設に携わったことがあるスペシャリスト、

原子炉耐震設計についてもたいへんお詳しい森重晴雄さん。

そしてもうひとり3.11以前から一貫して原発の危険性を発信し続けておられる元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんです。

いわば原子炉を作ってきた側と脱原発を求める側といった構図にはなりますが、

お立場が違うお二人が、決してあってはならない原発事故を経験して共通して願うこととは、

一刻も早いフクイチ事故の収束と、この国のデタラメな原子力政策を正すことでした・・・

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「父と子」香月泰男 1969

↑「朕」香月泰男  シベリヤ・シリーズ 1970

 

香月泰男はシベリヤ・シリーズが有名ですが、

こんなかわいい「おもちゃ」をたくさん作って、アトリエに置いていました。

プルトップ!

 

香月泰男 

1922年(大正11年)生まれ

1974年(昭和49年)62歳、没

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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