穴を掘らないモグラ？！「ジネズミ」

今日のこの地の日の出は5時54分

日の入りは17時29分です。

夜６時にはもう真っ暗です。

「秋の日は釣瓶落とし」を実感します。

夫は、暗い中でライトを照らして、

石窯を作るための、周辺の整備（土方仕事）をしています。

そして、「ジネズミ」を見つけました。

まだ、赤ちゃん？

体調３センチくらい（尾を除く）です。

頭が大きく口がとがっています。

 

「ジネズミ」はネズミという名がついていますが、

ネズミではなく、モグラの仲間で、日本固有種だそうです。

夜行性で、とても小さいので人に出会うことは少ないのですが、

水辺、森林、農耕地周辺の藪、人家の周辺など様々な所にいるそうです。

小さな昆虫などを捕食しているそうです。

病気を運んだり人に害を与えることはないそうです。

そんなことを知ると、嬉しくなってしまいます。

 

縁をよじ登ろうとして、すぐにひっくり返って足をバタバタさせています。

もぐらないので、前足はモグラのように発達していません。

 

しばらく眺めて、近くの叢に放しました。

鳥や爬虫類、或いは猫など、天敵が多いそうです。

そんな中で、何の武器も持たない、こんな弱そうな生き物が生きている。

すぐ傍で！

自然は面白いな！