玄関先にアオマツムシの死骸がころがっていました。
アオマツムシは近年都会で急速に分布を広げています。
車がビュンビュン走る広い道路沿いの街路樹の頭上からも、大きな声で途切れなくきこえてくるアオマツムシの声、
他の虫たちと姿が少し違うこともあって、すっかり嫌われモノになっています。
でも、それは都会に、スズムシやコオロギやクツワムシなどが棲めなくなっている事の証しです。
田舎(ここ)では夏の夜長は虫たちの大合唱、そして秋が深まり夜が冷え込むようになるまで、様々な虫が鳴いています。
その虫の声の中にアオマツムシも混ざっているのでしょう。
都会の街路樹などには、アオマツムシと競合する虫が少ないので、
アオマツムシばかりがどんどん増えていったということだと思います。
干からびて、笹の葉のようになったアオマツムシの死骸は何かを訴えているのかもしれません。
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