マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

漆喰の鳩

2009-08-09 | Weblog
左京区山端(やまばな)の民家の土蔵の飾り。
鏝(こて)絵ではなく、しっくいを型取りして貼り付けたように見えます。
眼には色のついたガラス玉がはまっているように見えます。
このあたりで土蔵に「水」などの文字は時々見かけますが鳩は始めて見つけました。
近くの三宅八幡では神様のお使いが鳩で、
狛犬ではなく狛鳩がありますが(名物のしんこのお菓子も鳩の形です)
関係あるのかないのか?

土蔵の漆喰の飾りは地域によってさまざまで
それを見るのは旅の楽しみの一つです。
こんな技術や伝統が廃れるのはとても残念です。


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1945年8月6日、広島に原爆が落とされた日

2009-08-06 | Weblog
『遠き日の石を刻み 
砂に影おち  崩れ堕つ
 天地のまなか 一輪の花』 

  原 民喜(原民喜は広島で被爆した一人です、
       この詩が刻まれた碑は現在平和公園の中にあります)

原 民喜が再話した「ガリバー旅行記」(晶文社)を読み返しています。
原民喜は本の完成を待たずに自ら命を絶ちました。

原作者のジョナサン・スイフトは今から300年くらい前のアイルランドの人です。
ガリバー旅行記は大人国、小人国、飛島(ラピュタ)、
馬の国などを旅するファンタジーですが、スイフトはその後、狂死したそうです。

下記の原民喜の詩「ガリバァの歌」には深い絶望を感じます。

『ガリバァの歌』

必死で逃げていくガリバァにとって
巨大な雲は真紅に灼けただれ
その雲の裂け目より
屍体はパラパラと転がり堕つ
轟然と憫然と宇宙は沈黙す

されど後より後より追まくってくる
ヤーフどもの哄笑と脅迫の爪
いかなればかくも生の恥辱に耐えて
行きながらえん と叫ばんとすれど
その声は馬のいななきとなりて悶絶す

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コンクリートの屋根の上の草むら

2009-08-05 | Weblog
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シオカラトンボ

2009-08-03 | Weblog
シオカラトンボのメス(ムギワラトンボ)と思ったけど、
腹の一部がオス(シオカラトンボ)のような色合い。
腹の先がブラシのようになっていたらメスらしいけど、
写真に撮ってよく見ても判らない。
ふ~む?
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セミの鳴き声

2009-08-01 | Weblog
沖縄にミンミンゼミはいないのに、
沖縄の子供たちもセミの鳴き声は「ミーンミンミン…」と思っているそうです。
アニメや漫画の吹き出し文字の影響らしいです。
確かに青春漫画のバックにミーンミンミンミーの文字が、
抒情漫画ならカナカナ…

そのミンミンゼミの鳴き声を久しぶりに聞きました。
ミンミンゼミはクマゼミの侵入で山間部に追いやられたという説もあるそうです。
うまく棲み分けしているという説も。
シャーシャーシャァシャァというクマゼミの声をゆっくり再生するとなんとミーンミンミンミーとなるそうです。

同時に二つの音を出しているようなアブラゼミの鳴き声は文字に書き表わすことができません。
ツクツクホウシの歌は始まりと盛り上がりがあって終わりがあります。
ニイニイゼニは「チィージー」と鳴くのになぜニイニイゼミという名前なのでしょうか?
(夫は子供の頃、ニイニイゼニのことは「チーコウ」クマゼミのことは「シャーコウ」と呼んでいたそうです。
わかりやすくて親しみのこもった呼び名だと思います)

突然鳴きやんだり大合唱が始ったり、一頭だけの独唱がしばらく続いたり、
無限のバラエティーに富んだセミの歌声を楽しんでいます。




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