マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

TOMIXでも乳白色には注意!

2023-02-15 23:48:10 | ノンジャンル

こんばんにゃ!

TOMIXから南部縦貫鉄道関連の車両に関して製品化が発表されました。

キハ104は既製品からの発展形、レールバスについては既製品の作り直しのようです。これに加えて貨車セットも発売されるそうですが、カマが発売にならない中での製品化はちょっと???ですね。

最近、20~15年くらい前に購入したままとなっているNゲージを徐々に弄り回しているところですが、レールバスが発売されるという情報を得たところで、先日在庫品を見ていてキハ02・キハ03があったことを思い出しました。

これも購入して以来しまい放しになっていたのですが、久し振りに取り出してみてビックリしてしまいました。レールバスが個別に乳白色ビニールに包まれていたのです。

このところ報告していたマイクロエースのダイキャスト崩壊製品をチェックしている中で、同社でも乳白色ビニールを使用しているものがあり、ビリビリに劣化している状況を目の当たりにし、ボディに悪影響が起きる恐れがあることをお知らせしたところです。

ここにきて、まさかTOMIX製品にまで同様の事象が波及しているとは思ってもいませんでした。

しなのさかいさんによると、どうもこの時代は中国製となっていることから、粗悪な製品、質の悪い材料が多用されていた可能性が高いようです。なるほど、そりゃ納得です。

TOMIX製品に関しては、ブックケースの崩壊について以前から話を聞いており、しなのさかいさんも頭を悩ませていたようです。この辺りのことも同じ影響かもしれません。

ビニールはまるで柿の葉寿司のようにピッタリと丁寧に巻かれており、当時の製品管理としてはすごく良かったのではないかと思います。

しかし、ここに劣化と言う未知の敵が現れた場合、ボディへの悪影響の懸念が強まってしまいます。

案の定、写真にあるようにボディに密着した部分が透明化し、悪影響の現れが見て取れます。取り出しの際にごくわずかな力で破れが生じている様子も写真からお判りいただけるでしょうか?

密着していた部分はボディに貼り付き、剥がす際にピリピリ音を立てていました。ボディへの癒着はほとんど無かったのですが、ほんの一部、表面にツヤが出てしまったところがありました。

発泡スチロール自体も経年劣化が心配なのですが、今のところは大丈夫そうです。

取り敢えず、乳白色ビニール自体は信用できないので、基本的にはすべて除去した方が良さそうです。この方がケース内の見栄えが良さそうです。

 

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マイクロエース 崩壊ED71も帰ってきた!

2023-02-10 23:28:24 | マル鉄コレクション館

こんばんわ。

令和5年2月10日、都心に大雪警報が出されたものの、比較的に早いうちに雨になってしまったため、道路にはそれほどの積雪とはなりませんでした。

一方、仕事から地元へ戻ると、クルマのフロントガラスには雪が積もったまま。明日は無くなってしまった灯油を買いに行かなければならないので、雨が小降りになったところを見計らって、前面の雪をどかしてきました。

それよりも、仕事で大事件が勃発して、大雪どころではありませんでした。10時半くらいからもうそりゃ大騒ぎ。しかも、原因と思われる当事者は休み。組織で総力を挙げて対応した結果、とりあえずの火消しは完了しました。対応した者たちがアタマに来ながら作業に臨んだことは間違いない!

さて、ちょっと間が開いてしまいましたが、マイクロエース社によるダイキャスト崩壊製品の報告のうち、前記事のDD50とともに帰ってきたED71についてもご報告しておきたいと思います。

前々記事のとおり、大崩壊していたED71については、部品が中国工場にあるため、何時入荷できるか分からず、下手すると年内くらいかと言う話だったので、たった3週間程度で帰ってくるとは意外でした。

ED71に関してはダイキャスト崩壊が大規模で、ボディまで割れたり反ったりと大変なことになっていたため、当然、修理と言うもので済むわけには行きません。まるで時間を戻したように新品ボディとなって帰ってきました。

 

台車等も破壊されていたので、要は新品への交換と思っていたのですが、使用感のある車輪や劣化した集電板の具合を見ると、あくまでも新品への交換ではなく「修理」であることを主張したいように思います。

 

パッと見はボディの膨らみも無いようですが・・・

 

この写真で判るかな?

ボディの上側は外に張り出していて、下側は内側に凹んでいるんですね。しかし、前後はきちんとハマっているので、ダイキャストや台枠がかなり歪んでいるようです。もうこれはこの車両のクオリティと受け止めるしか無いようです。

まあ、遠目のぱっと見勝負ということで、大きな心で受け止めるということにしておきましょ。ただの高額なゴミにならないだけ良かった。

 

追記

そもそも、KATOが2次型だけ生産して1次型にを手掛けないのが理解できない。ここでED71を揃えることで、電気暖房仕様の旧型客車の製品化や各種貨車の売り上げにも貢献できる筈。まして重連が当たり前のカマ。3重連有り、補機有りと良いネタなんですが。KATOはもうダメなのかな。

 

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マイクロエース 崩壊DD50が帰ってきた!

2023-02-05 11:29:22 | マル鉄コレクション館

前記事から随分時間が経ってしまいましたが、この間これと言ったネタが無かったので写真撮影に興じる暇もなく、主に防災用品の購入や補助金の申請に時間を費やしていました。

2月4日朝、郵便局からゆうパックが届きました。箱の大きさから鉄道模型だろうと分かりましたが、特に到着する案件に心当たりがなく、見てみるとマイクロエースからでした。ダイキャスト崩壊により修理に出していたDD50が帰ってきました。

さて、どんな感じでしょうかね。※崩壊の状況は前記事をご覧ください。

 

対象となったのは「A8906 DD50-2/3 1次型・標準色 富山機関区 2両セット」が2組です。

この製品、1Mだとばかり思っていたのですが、1M方式は初回生産品のみで、この回からは2M方式だったんですね。

元々本体へのダメージは殆ど無かったので、修理に出した製品がそのまま帰って来たようです。

で、大問題となっていた台車。

ハの字になっていた車輪(車軸)はきちんと修正されています。本体ダイキャストには劣化も見られ、車輪にも使用感が残っていることから、おそらく修理されたのは問題のあった台車部のダイキャスト交換のみだったようです。

偶然にも今週に同社からDD50の新規仕様品が発売されることになっており、これと共通部品に交換されるのかと思ったのですが、どうも修理用に当時の設計・グレードの部品を生産していたようです。

同夜、町会の役員会の後に試運転を行ったのですが、問題なく動きました。

この先問題が起きないとは限りませんが、取り敢えず大好きなDD50が戻って来たので正直嬉しく思います。

なんと、ED71も一緒に戻って来たので、続きは次の記事をお待ちください。

 

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