こんばんわ。
年末年始~3連休とひたすら掃除を続けた結果、新たな収納場所を確保できたことで、開けられなくなっていた書庫内の床下収納が開けられるようになりました。
この床下収納には、普段は使うことのない鉄道部品や大事に保管する(つまり使わない)鉄道模型が収納してあります。
以前、マイクロエース社製のED71がダイキャスト崩壊で見るも無残な状態になっていたことをお話したことがありました。当時、ネットで検索してみたところ「修理や交換は不能」という感じの情報ばかりが目に付いたのですが、昨年に運転会に参加したところ、同級生から「修理してくれるから問い合わせてみ」と言われていました。
その後きっかけもないまま放置していたのですが、最近になって「修理してもらえた」「無償だった」という情報が目に付くようになりました。
そんな状況の中、先日床下収納から収蔵していたDD50を救出することができました。
所蔵品は、
A8903 DD50・2次型・標準色2両セット 2002年12月
A8906 DD50-2/3 1次型・標準色 富山機関区 2両セット 2006年8月 ×2 です。
ED71の時は見た目に大崩壊、バナナ状態で唖然としてしまいましたが、DD50はあまり問題なさそうな。恐る恐るケースから取り出してみます。
1つ目は第2弾となったセット。1次型としては初製品化となった車両です。
見た目にもブリスタの色が上下で違っており、不安がよぎります。ちなみに、もう1セットは上下とも劣化していました。
車両を取り出してみても、一見としては問題なさそうですが、件の台車部分を外してみると・・・
いきなりダイキャストが割れて落ちてきました。左下が脱落した台車部品。
そして、各車を出して見たところ、やはり台車に違和感が・・・
各台車の車輪が平行になっておらず、「ハ」の字になっています。どうも車軸を支えるダイキャストが左右で違う膨張率になっているため、斜めになってしまうようです。4両のうち1両だけは平行を保っているようでしたが、基本的にアウトのようです。
また、下の写真の車両は、ボディーも膨らんでおり、なんか嫌な予感がします。
残る2002年発売のセットは、特に問題なさそう(先程テストをしたら問題なく走行しました)なので、問題は2006年製のこのセットと、同時に発売されたA8907セットのようです。
サービスセンターでの対応をまとめてみますと、
・DD50の台車部品はあるので、修理にそれほど時間はかからない。ただし、ボディに問題があると部品在庫を中国から取り寄せすることになるため、春先まで時間が掛かるおそれがある。
・ED71についても修理に対応できる可能性があるので、一緒に送ってもらいたい。 ただし、修理内容に限度があること、中国への部品取り寄せとなるため年内いっぱいくらいかかるかもしれない。
・いずれも無償修理対象。着払いで可。(特に領収書等の添付も求められなかった。)
という内容です。
KATO製に比べたら陳腐に見えてしまうマイクロ製のED71ですが、一次型を製作する気のない企業姿勢を思うと、マイクロの一次型は貴重であり、元の姿に戻ってくれたら素直に嬉しいです。
1月12日に発送しましたが、かなり時間は掛かりそう。まあ、近年は買うものもなくなってしまったので、気長に待とうと思います。その辺りの状況は、またここでお知らせできればと思います。