マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

モハ70系 両毛線(高崎にて):その2

2007-11-30 06:50:51 | 旧型国電
昨夜は早々にダウンしてしまいましたので、今朝方のアップとなりました

先般、両毛線の70系の写真をお届けいたしましたが、今日はモノクロ写真をチョイスしてみました。


昭和52年3月12日 高崎駅にて 新鋭115系1000番代と並ぶ70系

上越線や一足早く置換えが始まった吾妻線には、115系の耐寒装置を装備した1000番代の進出が始まりました。もう少し早く行っていれば、吾妻線の55系との並びなども撮れたのではないかと思うと残念ですね。



昭和52年3月12日 高崎駅にて 115系初期車と同じホームで停車中の70系

こちらは、1つの番線で2本が出発待ちをしているシーンです。地方の大きい駅では良く見られる風景ですが、70系の後に115系初期車4連が写っています。115系は信越本線か吾妻線などのローカルだと思われます。



昭和52年3月12日 高崎駅にて 小山に向けて発車して行った70系

このときの撮影で唯一動きのあるシーンです。このあと、間もなく両毛線からの撤退が始まり、両毛線70系時代の幕を閉じることになります。

当時の状況については、こちらの記事を合わせてご覧くださいませ。
http://diary.jp.aol.com/marutetsu/486.html
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

EF66牽引:「はやぶさ」

2007-11-29 00:00:06 | ブルートレイン:機関車・客車
今日は久々にブルトレシリーズで、EF66牽引の「はやぶさ」をアップいたします。

「富士ぶさ」じゃないですよ!れっきとした「はやぶさ」です。

新幹線網の整備により確実に翳りが見えてきたブルートレイン。巻き返しを図ろうと考案されたのがロビーカーの連結でしたが、ただでさえ定員の少ない2段式B寝台を減車するわけにも行かず、そのままロビーカーを連結することになりました。
ここで問題が発生いたします。それまで、出力面でも耐久性でもなんら支障のなかったEF651000番代でしたが、このロビーカーを連結することにより、勾配区間における走破性が問題となったのです。そこで出番が回ってきたのがEF66でした。
EF66は当時日本最大級の出力を誇るマンモス機で、客車よりも当然にして重量のある貨車を牽けるわけですから、ブルトレの15両編成程度は何の問題もないわけです。
そしてこのEF66の登板は、昔から「EF66に客車を牽かせたい」と願っていたファンには、夢のような出来事だったのです。


昭和62年2月14日 東海道本線 三島~函南間にて EF6649牽引の「はやぶさ」

一連のブルトレの撮影に行ったときに撮ったものです。
写真の49号機は、当時では珍しくPS22Bパンタグラフを搭載したカマです。

そしてナント!EF66牽引の「はやぶさ」の写真はこれ1枚しかありませんでした。1泊2日で撮りに行ったので、最低2カットはある筈なのですが、「はやぶさ」だけは撮り損なってしまったらしいです。

そんな可哀相な「はやぶさ」ですから、「富士ぶさ」の残された時間、できるだけ多く撮ってあげたいと思うのでした。 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ED77 (その2:オリエントサルーン)

2007-11-28 02:43:43 | 国鉄・JR機関車(交流・交直両用型)
今日は、その1以来1ヶ月も間が開いてしまったのですが、ED77の走行シーンをお届けいたします。

平成になってからは、毎年1月末~2月の第1週に掛けてD51498が磐越西線の電化区間を走るようになり、2年目から10年以上も毎年通ったものです。
D51自体は1日1往復なのですが、追っかけをしている合間にも、必然的にED77や特急「あいづ」といった面々と出くわし、写真を撮ることが多くありました。
そんな中でも、特に団体列車と出くわすこともありますが、予期していないとカメラをセッティングしたまま見送ってしまうことも多々あるので、あまり油断もできません。

今日ご紹介いたします写真は、カメラをセッティング後、偶然通ったオリエントサルーンを捉えたときのものです。



平成5年2月6日 磐越西線 翁島~磐梯町間にて ED77+オリエントサルーン

これはオリエントサルーン使用の団体列車です。
オリエントサルーンは仙センの配置で、主に東北地方で活躍していた列車でしたので、なかなか関東ではお目に掛かることはできません。あまり興味を牽く車両ではありませんでしたが、磐越西線でED77が牽引する姿も初めてでしたので、雪晴れにそびえる磐梯山をバックに撮影したものです。といいましても、本来このアングルはD51のために用意したものなのですが・・・。

私が撮影したオリエントサルーンは、このほかにEF65が牽引しているものとの2枚だけですので、今となっては貴重な資料になっています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キハ183系0番代:特急「北斗」(大沼篇)

2007-11-27 01:15:05 | 特急型気動車
今日は久々のキハ183系をお届けしようかと。

北海道ではこのところの寒気の影響で、かなり雪が降っているらしいですね。都心ではやっと紅葉が落ち着いてきた頃ですが、日中は結構暖かかったりして、とても雪が降るような感じではありません。

そんなところで、写真だけでも北海道の寒さを体験していただきましょう。

特急「北斗」は、函館~札幌間を室蘭本線・千歳線経由で結ぶ幹線特急です。
最初はキハ80系で運転されていましたが、キハ80系全廃により183系化されています。登場当初、一時期キハ56系を使用したニセモノの「北斗」も走ったそうな。
北海道では、キハ80系を最後まで使用していた特急は「おおとり」でしたが、これは定期特急の話で、臨時を含めるとこの「北斗」がフィナーレを飾っています。

「北斗」にキハ183系が導入されたのは、「おおぞら」「北海」「オホーツク」に続く4番目で、昭和58年6月のことでした。気動車特急としては随一の幹線特急であるにも拘らず導入が遅れたのは、おそらく運転本数が多かったからではないかと思われます。

その後、昭和61年には改良・貫通型の500番代が投入されますが、「おおぞら」への投入が優先され、何故かまたここで「北斗」は憂き目に逢ってしまいます。

今日アップするのは、そんな憂き目に逢っていて、0番代ばかりが運用されていた時代の「北斗」の写真です。



昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて

国道5号線と平行して走る函館本線。これから一気に山を下りて、「北斗」は終点函館を目指す。



昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて

左の雪原は大沼。遥か遠くに駒ケ岳を望みながら、一路札幌を目指す「北斗」。


昭和62年12月13日 函館本線 大沼~大沼公園

むかしからの定番撮影地。これから駒ケ岳の裾野を回りこんで、森へと向かう。 



昭和62年12月13日 函館本線 大沼~仁山間にて

大沼駅を通過し、複線区間を加速する「北斗」。


このキハ183系自体が当時の国鉄車両としては奇抜なデザインでしたが、500番代の登場に合わせて塗色変更され、なおさら奇抜さに輪をかけることとなりました。
この塗装、正直キライです。特に、雪が積もっているときにこの白ベースはなんとも映えません。

冬の北海道での撮影は、本当に厳しいものがあります。実際に撮影しているときは、景色がきれいとか言っている場合ではありません。しかも本数が少ないので、待っている間に死んでしまうのではないかみたいなことを考えたこともありました。

どうでしょう、極寒体験できたでしょうか?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東武スペーシア団臨:JR線を走る

2007-11-26 00:45:45 | 写真撮影
もう昨日になってしまいましたが、南栗橋検車区で行われた「東武ファンフェスタ」に関連して、ナント!東武100系「スペーシア」が団体専用列車として品川~栗橋までJR線を走行しました。
通常、スペーシアの乗り入れは新宿駅折り返しとなっておりますので、品川駅までの営業列車としての入線は初と思われます。(当然、訓練運転では入線している筈ですが。)

で、またまた寝不足の折、送り込み回送と本運転を撮りに行っちゃいました。去年あたりまでそんなにマメには出掛けなかったんですが。最近は出不精でなくなってきたのが不思議です。


平成19年11月25日 東北本線 蕨~西川口間にて 回9666M

始発駅となる品川への送り込み回送です。
南栗橋→新栃木→栗橋→品川と非常に不合理な回送ですが、栗橋で逆方向からのJR入線ができないための措置と思われます。ご苦労様です。
正面順光ですが、車体もヘッドマークもホワイト系なのでトンでしまいました。
何か、この間の新幹線の撮影を思い出すなぁ。



平成19年11月25日 東北本線 西川口~蕨間にて 団臨 9027M

こちらは本運転で、フェスタに参加するお客さんが乗っています。
逆光なのでモノトーンな写りになってしまいましたが、正面の光が抑えられた分、ヘッドマーク(というかシール)が良く見えるようになりました。
こちらも、回送とは逆経路で、かなりの時間をかけて南栗橋まで行くことになります。
ま、このテの列車に乗る人たちは、長く乗っていたいだろうから、文句はないんでしょうな。


ということで、家庭を顧みることなく、3連休オール出場となった「つばさ」でした。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする