8月31日 (金)

今年、「ヨーロッパへの旅」を書くとは思っていなかった。
2005年から始まった研修旅行は、
3月の夫の定年で終るはずだったのだ。
8年連続の旅行だが、今回は現地の訪問先はなく、観光だけ。

どういうわけか、学生二人、
卒業生二人と同行することになった。

夫が本格的に動き出したのは、
8月10日に計画書を持ってJTBを訪れた時だった。
出かけるまでのあわただしさといったら・・・・

荷物の用意を始めたのは3日位前。
必要と思われる物を衣装箱の中にポンポンと入れておき、
前日ようやくパッキングを始めたが、行き先の気温が
ー15~6度から+30度近いのではないかと思われる所まで。
膨らむ荷物を見ながら、3分の1は残したが、
それでも結構な量になっていた。

朝9時家を出て、KLMとグループ系列のエアー・フランスの
ラウンジで軽食を取り、13時、機上の人となる。

KLMのビジネスクラスの機内食はかなりおいしい。
そうそう、ビジネスクラスと言えば、
アムステルダムまでの往復料金は
55万円(?)位らしいが、マイルが溜まっていたので、
夫は今回も無料。私も半分位らしい。


あれっ?
この写真、どこかで見たような・・・・
昨年のブログを見たら、全く同じ内容なので
私は写真を引き出した場所が違ったのかと調べてみたが・・・
よく見るとそれぞれが微妙に違う。
ああ、1年前も同じ献立だったのだ。

季節も同じ、日付も一日違いだった。
飛行機の窓から見る雲の形は変化に富んでいて、
とてもおもしろい。
気温によるのか、高度によって違うのか、


アムステルダムに12時間後に到着。現地時間17時59分。
スキポール空港にこんなチョコレート売り場が出現。
毎年あちこち変化があっておもしろい!


それから2時間後、乗り継いで、いよいよフィンランドのヘルシンキへ。
夜の8時過ぎ、夕日が沈む直前の空。


ヘルシンキに着いたのは夜中の11時55分。
タクシーの中から見る初めての街は、落ち着いた雰囲気で、
街灯も建物のネオンサインも少なく、
東京の真夜中の明るさとは雲泥の差があった。
20分後、ホテルKAMP到着。



ヘルシンキで唯一の5つ星ホテルで、
JTBの話によると、ここしか空いていなかったそうだ。
