フィンランドの首都でありながら、ヘルシンキの市内は割りに小さく、
主要な観光名所もほとんど歩いて回れるそうだ。

マーケット広場から見えるレンガ造りの建物はウスペンスキー寺院。
北欧最大のロシア正教の教会で、ロシア人建築家によって
1866年に建てられたそうだが、装飾がすばらしく、荘厳。
丁度結婚式が始まる直前で、華やいだ雰囲気に包まれていた。



今までロシア正教会に入ったことはほとんどないが、
壁のテンペラ画でキリスト12使徒が描かれており、
きらびやかで、華やかな感じがした。
ヘルシンキのランドマーク的な存在のヘルシンキ大聖堂と、
3,000平方メートルの広さを誇る元老院広場。


この教会はルーテル派の本山で、
1852年に30年の月日を費やして完成したそうだ。

内部の装飾は、今まで各地で見てきた教会より、
むしろ質素・・・とは言えないが、
華美ではなく、現代的な感じがした。
そして、ここでも小雨の中で結婚式が行われていた。

(花嫁さん、きっと寒さで震えていたことだろう・・・)

さて、昨夜は空港から直接タクシーでホテルに入ったので、
中央駅まで視察(?)に出かけた。


国内だけでなく、国外からの列車も入り、空港からのシャトルバスや
市バスの終点にもなっているので、とても大きな駅だった。
あちこちの公園を歩いたり、ウインドウショッピングをしていたら、
3時ごろから雨がかなり降り出し、風もさらに強くなってきたので、
早々に切り上げ、部屋でのんびり過ごすことにした。
夕方、東京から飛んで来たアジさんと落ち合い、
昼間目星を付けておいたフィンランド料理のレストランへ
雨の中を出かけた。

アジさんは卒業してもう8~9年になる。
この旅行にも3度目の参加。
もう、一人でヨーロッパへ来ることは全く怖くないと言われた。




サーモンと野菜のスープ、ウェイターお薦めのイワシのフライや
マッシュポテトがとってもおいしかった。
小さく見えるが、スープ以外は皆でシェアーをしても、十分な大きさだった。


