自分のブログが素晴らしいなどとは、一切、まったく思っていない。
推薦する気、ゼロ。
ぜひ、読んでください、などと、とんでもない。
とあるSNS。
多くの会員の中から、事務局が、目ぼしい会員に白羽の矢を立て、抜擢された会員がコラムを書いている。
コラムは、ごく普通の日記よりも、一段、いや、格段、ランクが上がる。
カラオケで言えば、室内で引きこもって歌うのと、観客を前にしたステージでの舞台のようなものだ。
いろんなジャンルの人が見るので、幅広い交流に広がる。
中には、嫉妬するのか(不思議なことに)、他人の非を見つけるのが大好きなのか、そういう人もいて、
コラムを書くからには、それなりのものでなければならない、なんて、批判されていることもある。
単なる自分の日記なら、好きなことを書いていればいいが、(壇上に上がって)コラムとなると、通常の日記より、内容を精査したり、緊張することだろう。
その分、自覚と責任もやや伴う(はず)。
と、これは、長い長い、前置きでありまして・・・。
わたしは、そこでコラムを担当しているわけでなんでもなく、コラム読者である。
普通の日記は、あまりオモシロくないから、あまりにもヒマな時は、コラムを読むこともある。
で、前にも蝶ブログにも取り上げた、美魔女。
この方が、コラムを書いているのだが・・・。
言葉の解釈、使い方が、なっていない。日本語、失格。
それを誰かに指摘された。
美魔女は、「わたしは、文章のプロではないので、そんなこと言われても・・・」という自己弁護をされていた。
しかし、コラム記事の内容は、「用語」に関するもので、例を出して説明していた。
その用語の理解が間違っているので、当然、使い方も、例も間違っている。
さらに、書いている内容が、年代と、当時の事実が一致しない。
それも、最大のご自分の自慢ポイントである部分なのだが。
彼女のファンらしき人物(わたしの解釈)が、彼女を擁護していた。
前々からそのSNSは、ダメだと思っていた。
程度が低い。
わたしは、それを承知で利用している。
ちなみに・・・
わたしは、よく墓穴を掘る。
例えば、「もう鬼畜に入っている人のことを言っても。。。」なんて、ヘーキで言ってのけ、
下娘に「それ、鬼籍やろ」なんて、しれっと訂正される。
「畜生呼ばわりは失礼すぎたなあ」と、とぼけながら、「知ってるよ、言い間違えただけや!!」などと内心思うものの、言い間違えすぎ。
ああ、相手が娘でよかった・・・。
真っ赤を通り越して、紫になりつつ、胸を撫で下ろす。
他にもいっぱい、心臓発作を起こしそうな、大それた間違いを口にする。
なんといっても、一番、カッコ悪すぎることは、
カッコつけようとして、ちょっと、難しめの言葉を使う時である。
難易度が高い分だけ、ほんの少し、間違っている。
日本語なら、1文字、英語なら、ちょこっと。
わからない人になら、ほほ~、難しそうなこと言ってるなあ、・・・と思われ、なんとなく想像してもらえるが、
よく知っている人なら、恥をかく。
間違いを指摘してくれるなら、その場の赤恥で済むし、知識を上書きして、恥を次に生かすこともできるが、
その場はすんなりで、後で気づいた時が、そりゃあもう恥ずかしい。
中途半端なら言わなければいいのに、へんに言いたがる。
これは、たいして理解もしていないで、アタマにしっかり浸透していない段階で、
リスニングで聞きかじった知識を、アクセサリー的に使うからである。
カッコ悪い典型だ。
自分ではそう思って、常にヒヤヒヤしているのだが、世の中には、堂々と、恥を恥と思わず生きている人がいる。
そういう人は、指摘されても、逆切れする。
だいたい、特徴が似通っている。
注目を集めたい人、自己顕示欲が強い人、虚勢や見栄を張りたい人が多い。
聞かれもしないのに、自分の生い立ちや、有名人と関わりがあるという話をしたがる。
ほら、嘘じゃないでしょう?と、有名人といっしょに写っている写真を見せる人もいる。
それで、信用する人もいるのだ。
世の中には、自分とはほど遠い世界の人というだけで、目が眩む人がいる。
どう、ほど遠いのか、ちゃんとチェックしないのか?
例えば、おしのび旅行中のアラブの大富豪だとすると、そんな人が通常は普通の場所に、うろうろしていないはずだし、
もし、うろうろしていても、自分もそれなりの仕事なりなんなりをしていないと、知り合わないはず。
だいたい、アラブの大富豪は、職業ではないので、特定しにくい。
アラブの大富豪とまではいかなくても、ちょっとセレブっぽいニオイがすると、それだけで、わあ~となってしまう。
セレブって?
知らないだけに、想像だけが膨らんで、具体的なモノゴトが見えなくなる。
職業、年収、国籍、人種、性別、、、、
外国だとわかりにくい。ぴんと具体的に肌感覚では理解しにくい。
が、日本人で日本語を話す人なら、ハナシをきいていると、だいたい、わかるだろう。
アカの他人に、べらべら自分の個人情報を流す人は、要注意である。
人物がデタラメか、個人情報自体がデタラメか。
とかくSNSでは、うさんくさい人々が、いっぱいいる。
その、うさんくささを、わかって見ているのか、わからず見ているのか、
その違いは大きい。
わたしが世の中をよく知っているとは、決して思わない。
が、世の中をあまりにも知らない人がいるのを時々見かけると、
その人はどんな人生を歩んできたのだろうと、想像してしまう。
いろんな人が入り混じっているなあと実感する次第である。