旅行の中身は、さておいて。
書きたいことを気分次第で書く。
おひとり様で参加されていた女性Aさん(推定70代前半)。
ご主人はAさんが50代の頃に他界。
お子さんは男女ひとりずつで、孫7人。
仕事は引退。
現役時代はしっかり仕事をされていたよう。
未亡人になられてから月日は経ち、お気楽な独り住まいかと思いきや、、、
朝は5時に起き、キッチンガーデンの野菜たちの世話。
7時ぐらいから手作り朝食。
食べる順番があり、繊維質の野菜から始まり、あれやこれやの健康的な食事。
おせち料理も全て手作り。
小学2年の孫(女子)が、遠方の居住地から自分の両親より先に1人で来た時のエピソードを話してくれた。
おせち料理を一緒に作り、レシピを教えて欲しいと孫に頼まれ教えてあげると、大感激されたとか。
この女の子は、Aさんの娘さんの4人いる子供の末っ子。
Aさんの娘さんの現在の子育て。
夫は単身赴任、自分も仕事をしながら4人の子育てをされた。
上の子供に下の子供の世話を順々にさせるシステム採用。
じつに上手なテキパキ子育て。
聞けばAさんも4人姉妹の長女(さらに長兄がいる)。
子供の頃は、順々に上が下の姉妹の世話をしたそうだ。
子供たちの散髪は全てAさんがしたらしい。
器用なレザーカットの手さばきをジェスチャーで目の前で見せてくれた。
生活の知恵の受け継ぎ、申し送り、バトンタッチ。
すごいなあ、と感心する。
さてさて、これ、すべて、頷き、驚き、尊敬の眼差し、だが、聞く一方。
私からの話は、恥ずかし過ぎて、お話にならなくて、全然言えない。
子供さんやお孫さんが素晴らしいのはAさんが素晴らしいから。
Aさんが素晴らしいのは、Aさんを育ててくれたご両親が素晴らしいから。
順番に、順繰り、順繰り。
仮にわたしが、Aさんのお孫さんを羨ましく思っても、それはAさん一族の習わしの結果である。
目に見える先っちょだけ真似して取り入れようとしても無理がある。
羨ましくもあり、わたしには無理!と、早々にサジを投げ、さっそく努力を放棄した。
今日からでも、ほんの一部でも取り入れようと思えば取り入れられると思うのに、絶賛だけして、負けて不戦勝。
わたしは努力嫌いなので、とても太刀打ちできないし、しようとも思わない。
DNAも環境も違う。あっさり、負けは負け。
まあ、いろんな角度からモノゴトは見えるので、いろいろありますね、みたいな、さらりとした自分への落とし所となる。
旅でたまたま御一緒しただけで、一期一会。
わたしが自分から話さないのでAさんが気をまわして、差し障りがない話題で、しかもAさん自身も楽しい会話。
シーンと白けたり、根掘り葉堀り、わたしのことを聞かれたりするよりは、ずっといい。
わたしも和やかに話せるし、Aさんは、人との交流がお得意な方なのだろう。
そういう関わりも悪くない。
このAさん、別のおひとり様参加の女性Bさん(80歳手前)から、家庭事情を細部にわたり、ベラベラ話されていた。
Bさんの舅、姑、子供、孫の話。
とりわけ、学校の成績、学歴の話を延々とされていた。
よくもまあこれだけ、自慢にも聞こえる話を一方的にするなあ、と。
しかも半世紀にわたる、学歴ストーリー。
Aさんは、気持ちよく相槌を打ちながら延々と聞いておられた。
色んな人がいるんだなあ、とわたしは感心する。
で、この学歴自慢Bさんは、わたしにはトーンが低くくなり、一言も家族の話題はなかった。
しかも、彼女は文庫本を読み始め、話したくないシャッター、ガシャン。
色んな相性があるようだ。

写真は、鳩山さんの実家敷地内、建物に辿り着くまでの、長い長い車道アプローチに咲いていた紫陽花。

書きたいことを気分次第で書く。
おひとり様で参加されていた女性Aさん(推定70代前半)。
ご主人はAさんが50代の頃に他界。
お子さんは男女ひとりずつで、孫7人。
仕事は引退。
現役時代はしっかり仕事をされていたよう。
未亡人になられてから月日は経ち、お気楽な独り住まいかと思いきや、、、
朝は5時に起き、キッチンガーデンの野菜たちの世話。
7時ぐらいから手作り朝食。
食べる順番があり、繊維質の野菜から始まり、あれやこれやの健康的な食事。
おせち料理も全て手作り。
小学2年の孫(女子)が、遠方の居住地から自分の両親より先に1人で来た時のエピソードを話してくれた。
おせち料理を一緒に作り、レシピを教えて欲しいと孫に頼まれ教えてあげると、大感激されたとか。
この女の子は、Aさんの娘さんの4人いる子供の末っ子。
Aさんの娘さんの現在の子育て。
夫は単身赴任、自分も仕事をしながら4人の子育てをされた。
上の子供に下の子供の世話を順々にさせるシステム採用。
じつに上手なテキパキ子育て。
聞けばAさんも4人姉妹の長女(さらに長兄がいる)。
子供の頃は、順々に上が下の姉妹の世話をしたそうだ。
子供たちの散髪は全てAさんがしたらしい。
器用なレザーカットの手さばきをジェスチャーで目の前で見せてくれた。
生活の知恵の受け継ぎ、申し送り、バトンタッチ。
すごいなあ、と感心する。
さてさて、これ、すべて、頷き、驚き、尊敬の眼差し、だが、聞く一方。
私からの話は、恥ずかし過ぎて、お話にならなくて、全然言えない。
子供さんやお孫さんが素晴らしいのはAさんが素晴らしいから。
Aさんが素晴らしいのは、Aさんを育ててくれたご両親が素晴らしいから。
順番に、順繰り、順繰り。
仮にわたしが、Aさんのお孫さんを羨ましく思っても、それはAさん一族の習わしの結果である。
目に見える先っちょだけ真似して取り入れようとしても無理がある。
羨ましくもあり、わたしには無理!と、早々にサジを投げ、さっそく努力を放棄した。
今日からでも、ほんの一部でも取り入れようと思えば取り入れられると思うのに、絶賛だけして、負けて不戦勝。
わたしは努力嫌いなので、とても太刀打ちできないし、しようとも思わない。
DNAも環境も違う。あっさり、負けは負け。
まあ、いろんな角度からモノゴトは見えるので、いろいろありますね、みたいな、さらりとした自分への落とし所となる。
旅でたまたま御一緒しただけで、一期一会。
わたしが自分から話さないのでAさんが気をまわして、差し障りがない話題で、しかもAさん自身も楽しい会話。
シーンと白けたり、根掘り葉堀り、わたしのことを聞かれたりするよりは、ずっといい。
わたしも和やかに話せるし、Aさんは、人との交流がお得意な方なのだろう。
そういう関わりも悪くない。
このAさん、別のおひとり様参加の女性Bさん(80歳手前)から、家庭事情を細部にわたり、ベラベラ話されていた。
Bさんの舅、姑、子供、孫の話。
とりわけ、学校の成績、学歴の話を延々とされていた。
よくもまあこれだけ、自慢にも聞こえる話を一方的にするなあ、と。
しかも半世紀にわたる、学歴ストーリー。
Aさんは、気持ちよく相槌を打ちながら延々と聞いておられた。
色んな人がいるんだなあ、とわたしは感心する。
で、この学歴自慢Bさんは、わたしにはトーンが低くくなり、一言も家族の話題はなかった。
しかも、彼女は文庫本を読み始め、話したくないシャッター、ガシャン。
色んな相性があるようだ。

写真は、鳩山さんの実家敷地内、建物に辿り着くまでの、長い長い車道アプローチに咲いていた紫陽花。

