わたしは、両極端の性質がある。
真ん中はないのだが、平均すると真ん中になる。
どうにか真ん中に位置して、平穏無事な毎日を過ごしている。
喜怒哀楽は、あまり極端ではない。
わりとクールだ。
善悪基準は社会的一般的。
ただ、自分はたいしたことがないのに、見る目が厳しい。
これで自分の首を絞める。
当然ながら友人が出来ない。
でも、自分の蒔いた種、因果応報なので、致し方ない。
自分を含め、俯瞰的に見てしまう。
この、「総合的、俯瞰的」は、今年の流行語大賞にノミネートされている菅総理大臣のお言葉でもある。
が、わたしは、ああいう風に煙に巻くためには使っていない。
他人も自分も、宇宙から見ると所詮小さな生き物。
そう思ってしまう。
なので、大きな力を感じると、へんに感動してしまったりする。
このあたりも、両極端思考の表れのひとつか。
宇宙から見過ぎて、日常のどおってことない事態を軽視する傾向にある。
バランス感覚が必要だ。
が、どおってことないのに、オタオタする。
例えば、、、孫同士のきょうだいゲンカ。
長男(小学2年)に次男(保育所、最年長組)が負ける。
長女(3歳)に次男が負ける。
次男は負けてばっかり。不甲斐ない。
「優しい」のと「弱い」のは違う。
ビービー泣いて、可愛そうという気にはならない。
自分で解決しろ!!と、ばあちゃんは見て見ぬ振りをする。
ちなみにこの次男、醤油顔で年配の女性に、ルックスの受けが良い。
将来のイケメン予備軍、マダムキラー??
わたしの子供たちはきょうだいゲンカをしなかった(と多分思う。見てないだけか? ネグレクト?)
長女が恐怖政治をしていた模様。
長男がそう言っていた。
「お姉さんはロベスピエールだ」と。
次女は、「おねえちゃんが死ぬ夢を見た」と、かつて子供の頃、言っていた。
ということは、ケンカをわたしが知らないだけか。
どっちにしても、孫の誰をどう肩をもてばいいのか、わからない。
母親である長女は、じつに上手くさばく。
さすが四児の母。元ロベスピエール。
わたしは、うちの子供はこんなんじゃなかった、と、ただ単に忘れているだけかも知れないのに、幼いきょうだいゲンカを成敗できないでいる。
こうやって、きょうだいは、家庭内で揉まれて成長していくのだろう。
宇宙から見守ろう。