蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

総合的、俯瞰的、宇宙的

2020-11-07 | 日々のこと
わたしは、両極端の性質がある。
真ん中はないのだが、平均すると真ん中になる。
どうにか真ん中に位置して、平穏無事な毎日を過ごしている。

喜怒哀楽は、あまり極端ではない。
わりとクールだ。
善悪基準は社会的一般的。
ただ、自分はたいしたことがないのに、見る目が厳しい。
これで自分の首を絞める。
当然ながら友人が出来ない。
でも、自分の蒔いた種、因果応報なので、致し方ない。

自分を含め、俯瞰的に見てしまう。
この、「総合的、俯瞰的」は、今年の流行語大賞にノミネートされている菅総理大臣のお言葉でもある。
が、わたしは、ああいう風に煙に巻くためには使っていない。

他人も自分も、宇宙から見ると所詮小さな生き物。
そう思ってしまう。
なので、大きな力を感じると、へんに感動してしまったりする。
このあたりも、両極端思考の表れのひとつか。

宇宙から見過ぎて、日常のどおってことない事態を軽視する傾向にある。
バランス感覚が必要だ。
が、どおってことないのに、オタオタする。
例えば、、、孫同士のきょうだいゲンカ。
長男(小学2年)に次男(保育所、最年長組)が負ける。
長女(3歳)に次男が負ける。
次男は負けてばっかり。不甲斐ない。
「優しい」のと「弱い」のは違う。
ビービー泣いて、可愛そうという気にはならない。
自分で解決しろ!!と、ばあちゃんは見て見ぬ振りをする。
ちなみにこの次男、醤油顔で年配の女性に、ルックスの受けが良い。
将来のイケメン予備軍、マダムキラー??

わたしの子供たちはきょうだいゲンカをしなかった(と多分思う。見てないだけか?  ネグレクト?)
長女が恐怖政治をしていた模様。
長男がそう言っていた。
「お姉さんはロベスピエールだ」と。
次女は、「おねえちゃんが死ぬ夢を見た」と、かつて子供の頃、言っていた。
ということは、ケンカをわたしが知らないだけか。

どっちにしても、孫の誰をどう肩をもてばいいのか、わからない。
母親である長女は、じつに上手くさばく。
さすが四児の母。元ロベスピエール。
わたしは、うちの子供はこんなんじゃなかった、と、ただ単に忘れているだけかも知れないのに、幼いきょうだいゲンカを成敗できないでいる。

こうやって、きょうだいは、家庭内で揉まれて成長していくのだろう。
宇宙から見守ろう。