夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『リロ&スティッチ』

2003年10月15日 | 映画(ら行)
『リロ&スティッチ』(原題:Lilo and Stitch)
監督:クリス・サンダース,ディーン・デュボア
声の出演:ダヴェイ・チェイス,クリス・サンダース他

アニメは最新作でないとなぜだか観るのを忘れてしまいます。
ビデオ・レンタル店ではコーナーがちがったりして、
そこにいたるまでにほかの映画で手がいっぱいに。
『クレしん』は映画館まで足を運ぶのですが。(^^;
で、今日は最初から決意して、ずっとレンタル中だった本作品をゲットしました。

リロは姉のナニとふたり暮らし。
ちょっと風変わりなリロは友だちからも遠ざけられている。
寂しい思いをしているリロのために、ナニは犬を飼うことを提案する。
飼いたい犬を選ばせてみたところ、
リロは犬とは言いがたい生き物に決める。

リロはその生き物にスティッチと名づけてかわいがる。
しかし、スティッチはまったく言うことを聞かない。
暴れてはまわりのものを壊す毎日。

実は、スティッチは銀河系宇宙で
遺伝子操作によって造られた、破壊本能しか持たないエイリアンだった。
処分される前に脱獄したスティッチを捕えるため、
宇宙から捜索隊がやってくる。

ディズニーの絵はどうもかわいくないことが多いですが、
スティッチは極めつけ。全然かわいくな~い!
が、今回はそれがイイ。

「家族」という言葉が要所要所で出てきます。
破壊本能しか持たないように造られた生き物に
愛情や思いやりの心は芽生えるのか。
物語として、当然芽生えるのですが、
最初は愛情を知らないからその心を持てないわけで、
知らないものはわからん。
そう、「知らなきゃ持てん、知れば持てる」ということを
当たり前だけど、とても強く感じました。

ところで、字幕で観ましたが、
小さい子どもさんには遺伝子操作云々のあたりは
むずかしくありませんでしたか。
吹替だったらわかりやすくなってるのでしょうか?
字幕を観て、このターゲットは大人なのか?と思いました。

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