夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』、2回目。

2018年06月12日 | 映画(た行)
なんばパークスシネマで『ファントム・スレッド』を観てから地下鉄で梅田へ。
姉さんとの待ち合わせ時間まで1時間ほどあったので、
大阪ステーションシティのサウスゲートビルディング16階で軽く1杯、いや2杯。
系列の別店で以前お世話になっていたサービスの人が
たまたま休みを取って飲みに来られていて、上手い具合にお会いできました。
そして姉さんとの待ち合わせ場所、JR大阪駅中央改札付近へ。

『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』、前週に観たばかりです。
しかもフリーパスで。
まだじゅうぶんにフリーパス有効期限内なわけで、
TOHOシネマズへ行けばタダで観られるところ、
わざわざお金を払って大阪ステーションシティシネマで。

姉さんと観る映画の選択も私に任されていました。
未見の映画を選んでもよかったのですけれど、そもそも未見のものがあまりない(笑)。
それに、言うほどしょっちゅうは映画を観ない人をお誘いしたときに、
もしもその人が楽しめない映画だったら悲しいじゃないですか。
だから、このさい、確実に楽しんでもらえる映画にしようとこれを選択。
一度観た映画を別の劇場のちがう環境で観るのもいいものです。

2回目も同じところで笑って同じところで泣きました。
たぶんあと何度観てもそうだと思います。

映画鑑賞後に姉さんにも話したのですが、山田洋次監督の作品は日本語が綺麗
1回目のレビューに蒼井優演じる嫁が出来すぎで同性の反感を買うかもと書きました。
出来すぎに感じる理由のひとつがこの綺麗な日本語なんですよね。
彼女演じる憲子は、「い抜き」ではしゃべらない
「~してるんですよ」じゃなくて「~しているんですよ」とか。
実生活でこんなにきちんと「い」を入れてしゃべっていたら、硬い感じがしそうです。
だからって彼女が醸し出す雰囲気が硬いわけではないから、なおさら出来すぎ。

こんなことは同性のやっかみとして(笑)、誰が観ても楽しめる作品だと思います。

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