夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『悪魔と夜ふかし』

2024年10月25日 | 映画(あ行)
『悪魔と夜ふかし』(原題:Late Night with the Devil)
監督:コリン・ケアンズ,キャメロン・ケアンズ
出演:デヴィッド・ダストマルチャン,ローラ・ゴードン,フェイザル・バジ,イアン・ブリス,
   イングリッド・トレリ,リース・アウテーリ,ジョージナ・ヘイグ,ジョシュ・クォン・タート他
 
とっても興味を惹かれたので、最近は遠く感じて気合いを入れないと行けないTOHOシネマズ西宮へ。
 
監督はオーストラリア出身の兄弟監督コリン&キャメロン・ケアンズ。
スティーヴン・キングが絶賛しているらしいモキュメンタリーホラー作品です。
 
舞台は1977年のニューヨーク。
深夜のトークショー番組『ナイト・オウルズ』の司会者ジャック・デルロイはそれなりに人気があるものの、
一番手を超えることはできず、トップに到達するには常に少し足りない。
最愛の妻が癌を煩って亡くなったのち、この状況をなんとか打破しようと考える。
 
ハロウィンの夜、超常現象の特集を企画して怪しげなゲストを次々に呼ぶと、スタジオは大興奮。
そしてついにこの日の目玉となる超心理学者ローラ・ゴードン博士と、
彼女の著書『悪魔との対話』のモデルとなっている悪魔憑きの少女リリーが登場する。
 
視聴率を上げるために何が何でも「悪魔を生出演」させたいジャックに対し、ローラは危険すぎると反対。
しかし、懐疑論者のカーマイケル・ヘイグがこの手のすべての事象は詐欺であると断言するのを聞き、
リリーは悪魔憑きが嘘ではないところを証明してみせようとローラに提案。
 
先にカーマイケルが催眠術を用いてスタジオのほぼ全員に恐ろしい幻覚を見せることに成功。
得意げなカーマイケルを前に、リリーが突然変貌して……。
 
モキュメンタリーが好きなせいもあり、それなりに楽しめましたが、あまり怖くはありません。
私がホラー慣れしただけ!?
 
序盤のテンポがイマイチで少し寝そうになったし、キャストも地味だからかお金がかかっている感じなし。
デヴィッド・ダストマルチャンはその風貌がこの役にピッタリなのは○。
 
巨大なミミズが出てきたり、リリーの頭が真っ二つに割れたり、グロいシーンもいっぱいあります。
もっと怖がらせてくれそうな予感もあったから、これしきではちょっともったいない気はします。
さらなるモキュメンタリー感というのか「これはホンマもんですよ」という感じがほしかったかも。
 
てか、私、マジでホラーに慣れてしもてません!?

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